本来のZに戻ったとオーナーは新型に歓迎ムード
最後に、Zオーナー2人に新型Zの印象を聞いてみた。まずは森田さんの3台のZに選ばれたZ31のオーナーのジュンさん。このブルーメタリックのZ31は6~7年前に購入したそうだが、なんと18歳で免許証を取得してから愛車はずっとZ31というこだわりよう。
理由はシンプルで一番好きなクルマに乗りたいから。このクルマの前にはTバールーフのZ31に乗っていたそうだが、このブルーメタリックのボディカラーと内装のクルマをずっと探していて、天井もキレイなブルーが良いということで標準ルーフを探していて、ようやく手に入れたとのこと。
新型Zに関して聞くと、ようやく昔のZに戻って来た感じがするとのこと。購入しますか?と言う質問には2台持てるならと言う返事だった。当面はこのZ31以外は所有することはなさそうだ。
そして、もう一人Z33オーナーの遠藤能亜さん。このZ33は前に所有していたクルマが突然壊れて、30万円で手に入れた中古車だ。
マイカーとして初めてZを購入した遠藤さんとフェアレディZの関係性は深い。父親が物心ついた付いた時からマンハッタンカラーに塗装したS130に乗っていたそうだ。
そして、Z33は遠藤さんが社会人1年生の時に父親が乗っていたクルマで、父親が乗らないときに借りて乗っていたという思い出があるクルマなのだ。
今回購入したZ33もかつて父親が所有していた2002年式の初期型にこだわったという。購入後毎日通勤に使用しているが、ノートラブルで好調だという。
新型Zについて聞いてみると、Z33やZ34はポルシェを意識していたようで、本来のZから離れてしまった。しかし、新型は原点回帰というか、本来の姿に戻ったという。
さらに、欲しいかという質問には、購入するならオートサロンにも出展されていたノーマルのほうが良い。このZ33と2台並べて所有したいということだった。
1時間半というミーティングはあっという間に過ぎたが、オーナーたちの熱気とちょっとオイル混じりのガスは駐車場に残っていた。
【画像ギャラリー】A PITオートバックス東雲で開催されたZのオーナーズミーティングの詳細を画像で紹介(12枚)画像ギャラリー
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