近年多発する車両盗難。自動車会社も幾重もの盗難防止装置を開発しているものの、イモビライザーなどの標準搭載の装備はいとも簡単に窃盗団に破られるケースが報告されている。まさにいたちごっこで、最新車種の盗難防止装置もやがては破れらてしまう可能性が非常に高い。
窃盗団のためになんでオーナーが苦労するんだ!! という意見はごもっとも。しかし大事な愛車がほんの数分で駐車場から姿を消したら、それ以上に悲しいものはない。そこで今回は万が一盗難防止装置が破られた際に自分のクルマの位置を割り出せる装置をご紹介しよう。
ちょっぴり高いけど、愛車が消えるのを考えたら費用対効果はあると思います!!!
文/ベストカーWeb編集部、写真/Amazon
■超高精度なGPSで盗難後の愛車位置を把握
自動車盗難が後を絶たない。近年少しずつ盗難件数は減少傾向だが、日本損害保険協会によれば2021年の自動車本体の盗難件数は2425件も発生してる。単純計算で毎日7台近くのクルマがオーナーの元から忽然と消えていることになる。
ましてやランドクルーザーや、90年代の人気国産スポーツカー、スーパーカーなどの窃盗団に人気の車種のオーナーともなると不安で仕方ないはずだ。すでにハンドルロックやアラームなどの盗難防止装置を自ら設置するオーナーも多いはず。
しかし前述したように窃盗団とはいたちごっこの様相を呈している。万が一盗難防止装置を破られた際の切り札となるのが追跡装置だ。なんと約3万円で愛車がいまどこにあるのか高い精度で追跡することが可能になるという。
■最長一カ月のバッテリー駆動と165gの超小型GPS
窃盗された愛車がいまどこにあるのか。実は窃盗団がクルマを盗んだ後の捜査はここが肝となる。部品をバラバラにされて輸出されたり、ヤードと呼ばれる倉庫に押し込まれてしまうと愛車が返ってくる確率は極端に下がる。
警察も捜査に協力してくれるケースも多々あるが、取り扱う事件の数や重要性によってはあまり熱心な捜査をしてくれないという話もよく聞く。こうなると自分で盗難された愛車をどこにあるのかを調べる必要がある。
SNSなどで目撃情報を集めて解決することも増えてきたが、最後は自衛策を築く必要がある。そこでオススメしたいのがGPSの追跡だ。GPSの追跡装置となると装着の手間があったり、いろいろ大変そうだが今回紹介するCloud GPSの製品は専用アプリをダウンロード、本体を充電して車載するだけ。
しかも防水で本体に強力磁石が内蔵されているので愛車のシャシーなど目立たないところに設置できる。機種によっては10000mAhの電池内蔵で1分間隔の位置情報発信で最長1カ月の駆動時間を確保している。
専用アプリで位置情報、測位時刻、GPS精度、速度、滞在時間、電池残量、測位住所などが確認できるほか、本体が取り外された動作を確認して通知する機能もある。正確な測定もAmazonレビューでは報告されており、信頼性も非常に高そうだ。
値段はやや張るものの、愛車をごっそり盗難されて見つからないことを考えれば費用対効果は高いかも。ということで車載しておくのはどうでしょう!? ちなみに盗難後の愛車の場所を見つけたら警察に通報して現場に向かうのが適切です。
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【画像ギャラリー】盗難対策の最後の手段!! 愛車の現在位置を把握する高精度車載GPS!!(4枚)画像ギャラリー
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