世界的な半導体不足によって、新車の納期遅延が長期化している。多くのユーザーは現在所有しているクルマが車検を迎えるタイミングで次のクルマを購入する。そのため現在にように新車の納期遅延が発生すると、納車される前に車検が切れてしまう人が続出する。
車検が切れる前にクルマを乗り換えたいという人が、今駆け込み寺のように購入しているのが、“新古車”や“登録済み未使用中古車”と呼ばれる高年式で、走行距離が非常に少ない中古車だ。
現在、このような“登録済み未使用中古車”は軽自動車が中心となっているが、過去には人気の高い輸入車ブランドでも多く見られた。今回は、未使用中古車が全盛期だった時代を振り返ってみたい。
文/萩原文博、写真/ベストカー編集部、ベストカーweb編集部
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