1997年12月、「21世紀に間に合いました。」のキャッチコピーで歴史的な登場をはたした、トヨタ「プリウス」。
世界初のハイブリッド量産車として華やかなデビューを飾り、また先進技術搭載車でありながら使い勝手と省燃費性能を併せ持った存在として重宝されたプリウスは、かつて販売台数ナンバーワンの座を獲得。
しかし直近2021年度(2021年4月~2022年3月末)の年間販売台数は44,935台(前年同期比76%)に留まり、登録車販売ランキングでは15位まで順位を落としている。
もちろんかつて「ほぼ唯一のハイブリッド車としての選択肢」だった頃と比べると、日本自動車界の様相は大きく変化しました。ではプリウスはその変化についていけているのか? それとも取り残されているのだろうか?
文:立花義人、エムスリープロダクション
写真:TOYOYA
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