■少人数でこぢんまりとしたキャンプをしたい人に嬉しい改訂
もうひとつ、「洗面台等を利用するための床面から上方には有効高さ1,600mm(洗面台等の上端(蛇口、レバー及び浄水器等、水を供給する構造を除く。)が、これを利用するための床面から上方に850mm以下の場合にあっては1,200mm)以上の空間を有していること」
というのも今回の大きな変更点。
従来は、洗面台あるいは調理台の前のスペースは、床面から1600mm以上の高さを確保する必要があったが、4月1日以降は、洗面台などの設備の上面が850mm以下の高さなら、それを利用するためのスペースの室内高も1200mmあれば良しに変更された。
室内高の条件が1200mmに緩和されれば、ノーマルルーフの軽ワンボックスでもキャンピングカーとして登録しやすくなるので、就寝定員の緩和と合わせて、8ナンバーの軽自動車のキャンピングカーに改造できる車種がかなり増えるはず。
軽自動車はもともと税金や保険面で優遇されているので、8ナンバーにしても維持費の面で大きな恩恵を受けることはないだろうが、改造範囲、登録コスト、室内レイアウト、ベース車両の選択の幅は間違いなく広がるので、軽自動車のキャンピングカー購入を考えている人たちには大きな追い風になるだろう。
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