日本でもバッテリーEV(以下BEV)化が加速している。内燃機関のみのモデルは肩身が狭くなり、特にスポーツカーにとってはアゲンストの風が強烈に吹いている。
なかでも、崖っぷちに立たされているのが、日産「GT-R」だ。15年選手となってしまったGT-Rにとって、この逆風は非常に辛く、次期型登場が危惧されている。
現在(2022年5月時点)、日産の公式サイトには「NISSAN GT-R」2022年モデルは、注文台数が予定販売数量に達したため、オーダーを終了いたしました。」と書かれており、販売再開についてのアナウンスは一切されていない。
はたして、GT-Rはこの逆風を乗り越えることができるのか。一番のネックとなっている騒音規制対策も含め、今後のGT-Rの行方について考察しよう。
文:立花義人、エムスリープロダクション
写真:NISSAN
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