「ながら自転車」取り締まりの今は? クルマ界の不思議 6選 [安全・メーカー編]


■自動ブレーキが雪上では効果を発揮できないのはどのような理由から!?

JAFの実施したテスト結果によれば、スタッドレスタイヤを装着した状態での雪上及び氷上における衝突被害軽減ブレーキの制動テストにおいて、圧雪路における10km/h以外の条件ではシステムによる自動ブレーキでは停止しきれず、障害物に衝突してしまうという結果となった。つまり氷雪路では自動ブレーキの過信は禁物、ということ。

テストは10km/h走行、30km/h走行の2パターンで実施され、スタッドレスタイヤを装着した車両で圧雪路、氷盤路それぞれで前方に停止車両に見立てた障害物を設置して実施。

いずれも障害物を検知してシステムは作動したものの、圧雪路で10km/hでの条件以外では停止しきれずに障害物に衝突してしまった。

氷雪路は気温や路面温度などによってグリップ状況が大きく変化する。スタッドレスタイヤを履いているからといって、ブレーキ性能を過信してはならないことを肝に銘じておくべきだということが、このテスト結果からおわかりいただけるだろう。

どんなに高性能なスタッドレスタイヤを履いていたとしても氷雪路では思いのほかグリップを失うことがあるので、過信してはダメだ

■車体のスポット増しやシーム溶接で剛性アップするのなら、なぜ全車でやらないの?

タワーバーやアンダーバー、ロールバーなどボルトオンで装着できるパーツもクルマの剛性を上げるのだが、それ以上に有効とされる手段が「スポット増し」や「シーム溶接」だ。

スポット増しは、ボディパネルなどに打ち込まれているスポットをノーマルから増やしてスポット溶接をすることで、シーム溶接はローラー状の電極で連続的に鋼板などを溶接するもの。しかしこれがボディ剛性向上に大きく寄与するのなら、なぜ国産全車に採用しないのか。

これに対し、国沢光宏氏は「スポット増しやシーム溶接にはそれ相応の手間とコストがかかる。レースカーやそれに近いハイパフォーマンスカーにならまだしも、すべての量販車種に導入すれば無駄になってしまう車種だらけになるからねえ。

フツーに乗るクルマはタイヤもエンジンもフツーでいいワケで、すべては値段とクルマとしての性格のバランスにかかってくるってことだね」

とのこと。

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