あと少し…届かない!! 精算機にクルマを上手く寄せるコツと無理だった時に絶対やってはいけないこと

無理っぽかったら、諦める

 ただ、どんなに腕のいいドライバーであっても、無理な状況はあります。発券機までの距離が極端に短かったり、道幅に対して全長が長いクルマの場合は、はじめからクルマを降りてチケットをとることを前提に、発券機とクルマとの距離を開けておく方が、カッコ悪いどころか、むしろ賢く見えます。後続車にも迷惑は掛かりません。

 また、クルマを寄せきれずに発券機や精算機を操作する際は、ブレーキペダルを踏んだままやるのではなく、Pレンジに入れて操作するようにしましょう。必死に手を伸ばすことで身体が傾くと、ペダルを踏む足の角度も変わってアクセルペダルへ触れてしまう可能性もあり、恐ろしい急発進事故の原因となります。

精算機を操作する際は、誤発進に注意。身体が傾くことで、アクセルペダルを踏んでしまう可能性がある(PHOTO:Adobe Stock_ Paylessimages)
精算機を操作する際は、誤発進に注意。身体が傾くことで、アクセルペダルを踏んでしまう可能性がある(PHOTO:Adobe Stock_ Paylessimages)

 最近では、事前清算をしておけば自動でオープンとなるナンバー読み取り式の駐車場も増えてはいますが、そういう状況ばかりとは限りません。「かっこよく」「スマートに」も大事ですが、何より大事にしなくてはならないのは安全だということを忘れず、落ち着いて運転するようにしてください。

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