アウディが日本市場に、2Lディーゼルターボを搭載したQ2を投入することを発表した。同じグループのVWもそれに先んじて新開発のTDIエンジンを搭載したゴルフを投入している。
国内市場ではマツダが直6ディーゼルを新開発してCX-60に搭載するなど力を入れているが、こと乗用車に関しては、クリーンディーゼルは今後生き残ることができるのだろうか?
マツダはマイルドHVは組み合わせているが、ストロングHVは持っていない。また、マツダは現在尿素SCRを搭載しないシステムを採用しているが、今後排ガス規制が厳しくなれば採用する可能性があることも示唆している。否が応でも迫られる電動化にどこまで対応できるのだろうか?
まだインフラが整っていないので普及が遅れるEVも、そのうち勢力を伸ばすことになるであろうし、世界的に見ても法規制がどんどん厳しくなると考えられる。そんな未来でのクリーンディーゼルの勝算はあるのか!? 考察いただければと思います。
文/桃田健史
写真/Audi、MAZDA
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