便意に襲われた時の対処法
便意を止めるには、腸のあたりを温めることが効果的と言われるが、温めるものがない時には腸のあたりを反時計回りをグルグルとさすってみよう。これで、腸の動きを抑えることができる。また、単純だが、お尻の穴に力を入れて締めるのも効果的だ。
また、深呼吸も効果的と言われている。便意は意識を便意を抑えることに集中すればするほど悪化するので、深呼吸をして、さらに別のことを考えると便意の波がスーッと去ったりすることもある。
ツボ押しで緊急事態を乗り切る
●便意を抑えるツボ
ツボ押しは意外なほど即効性がある。一押しは「下痢点(げりてん)」と呼ばれるツボ。
手の甲の、薬指と中指の骨が交わる部分の少し指側のくぼみ。親指の先で強めにゴリゴリと強めに押し揉みすると、便意が一気にひいていく。
不意の便意にたびたび襲われる人や、下痢によるお腹の痛みに悩まされるような人にはよく知られている特効ツボだ。予防効果もあるため、これから運転という時に事前に押しておくのもお薦めだ。
●尿意を抑えるツボ
こちらの一押しは「液門(えきもん)」と呼ばれるツボ。手の甲の小指と薬指の間の水掻きの上の凹んでるところを「痛気持ちいい」くらいの強さで押してみよう。
また、ディエンチャンというベトナムの民間ツボ押し療法では、顎の中央を指やこぶしで押すと尿意を抑えられるとされている。こちらも意外と効くので、試してみてほしい。
お尻の穴をキュッと締めて日頃から頻尿対策を
膀胱の近くにある骨盤底筋という筋肉を鍛えることは頻尿を改善する効果がある。鍛えると言っても、お尻の穴をキュッと締めて緩めるを繰り返すだけ。椅子に座っても、仰向けに寝た状態でも、立った状態でもOK。毎日、締めて緩めてを30~50回行うことで骨盤底筋が鍛えられる。
効果絶大!! お守りがわりに携帯トイレを常備する
便意も尿意も共通している原因は、「ストレス」。「もしかしたらヤバいかも……」と緊張すると、その通りにヤバイ便意や尿意に襲われてしまう可能性が高まる。不安感が最大の敵なのだ。
これを克服するには、ある種の成功体験が効果的。高速道路でいつもはトイレ休憩を2回とっていたのに、1回で済んだら、「あれ、大丈夫じゃん」と自己暗示をかける。これを繰り返すと、不安感が薄れて次第に緊急事態に襲われる確率が減ってくる。
大渋滞に巻き込まれることが事前にわかっているような場合は、携帯用トイレを用意する、究極技としては大人用おむつを履くといった対策をとることもお薦めする。たとえ使用しなくても、持っているだけで安心感が高まり、逆に、「そういえば一度もトイレに行かなかった」なんてことになる可能性もある。
最後に忘れないでほしいのは、便意も尿意も我慢のしすぎは健康を害するということ。尿を我慢すると膀胱炎のリスクが高まり、便意を我慢するクセがつくと、便秘になったりするので注意してほしい。
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