4月の新車販売台数で初の1位となったトヨタルーミー、そして6位のトヨタライズ。ご存じの方も多いと思うが、この2車種はダイハツが主導で企画開発し、生産もダイハツが行う、ダイハツからのOEM供給車である。
ちなみに、4月1位1万1108台を売り上げたルーミーのダイハツ版はトールで36位792台、6位6343台を販売したライズのダイハツ版ロッキーは24位1610台と、ダイハツトールはトヨタルーミーの1/14、ダイハツロッキーはトヨタライズの1/4。
圧倒的にトヨタ車に比べ、ダイハツ車のほうが少ないが、中身はほぼ同じだ。
もちろん全国に約6000店舗で全店扱いのルーミー、ライズに比べ、トール、ロッキーを販売するダイハツディーラーは全国約790店舗。実にトヨタディーラーはダイハツディーラーの約8倍と圧倒的に販売力の差がある。
さて、よい商品を手頃な価格で販売するという「良品廉価」なクルマ作りが知られているダイハツ。いま、ダイハツ車の魅力と欠点とは何か、探ってみた。
文/渡辺陽一郎
写真/トヨタ、ダイハツ、ベストカーweb編集部
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