テスラの業績が依然として絶好調だ。4月には今年1~3月期の決算を発表し、売上高と純利益が過去最高を更新している。その売上高は前年同期比で81%増加し、187億5600万ドルにものぼった。また、純利益は7.6倍の33億1800万ドルとなり、売上高とともに四半期ベースで過去最高を更新したのだ。
新型コロナの感染拡大にもかかわらず、販売台数は7割増で過去最多の約31万台となっているという。イーロン・マスクCEOは、「1年あたりの成長率は今後数年50%を超えると確信している」と豪語したのだが、あのトヨタをはるかに上回る利益率の高さには舌を巻かされる。
果たしてテスラの強さの秘訣はどこにあるのか、多方面から筆者が分析した。
文/井元康一郎、写真/テスラ
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