新車系ユーチューバーの筆者が契約してから2年間待ってようやく納車されたというランドクルーザー300! 本人曰く、「憧れの1台を所有できる喜びとは裏腹に意外な心境もあった……でも」というわけで今回はその心のうちを明かす。
文、写真:ゼミッタ
■2年の納期は長すぎた……販売店選びに要注意!
待ちに待った瞬間がついにキタ! そう、王者ランクル300がついに納車される! だがしかし、複雑な心境で納車当日を迎えたのだった。
その理由は長すぎる納期。思えばオーダー開始日に店舗へ足を運んだと記憶しているが、努力虚しく契約日から計算して約2年かかった。その間にランクル300は多く見かけるようになり、なんだったら年次改良の噂まで耳にするようになった。現在は受注停止状態なので買えただけラッキーだったのかもしれないが。
しかし、モヤッとした気分は店舗に置かれた愛車を見た瞬間に晴れた。今回購入したのは3.5L V6ガソリンターボ搭載のZX。プレシャスホワイトパールのボディカラーにニュートラルベージュ内装の組み合わせ。
実はこれ、納車直前に借りた広報車とほぼ同じ仕様。実物はそこで見てしまっていたのだが、それが自分のものとなるとワケが違う。異様な存在感を放つ姿を見て「カッケェー……」と再感動。帰る頃には契約当時以上にテンションが上がっていた。御託を並べたが、王者ランクルを手にすればすべてが覆る。
ちなみに、今回契約したのはトヨタ店(赤い看板のお店)。モデルごとの割り当て台数が販売会社の規模によって変わるのは当然だが、過去の実績や取り扱い状況などで台数の差があるそう。そして、いつもと違う店舗を選んだ。
■初めて購入したディーラーだったことも影響?
セールスさんに話を伺うと、確かに割り当て台数は多そうだった。だが、ここのお店とはお初の関係。加えて、いくらか値引いてもらったことも影響してか、納車の順番はかなり後ろになってしまった。具体的な数字は出せないのだが、事実として私よりも前に納車されたお客さんがかなりいた。
とはいえ、これはしかたないことだと思う。そこで何台も買っているお得意様が優先されるのはなんとなく理解できるし、自社の顧客満足度を高めるにはそうするしかない。最近では残価設定ローン、メンテナンスパック、下取りの有無によっても優先度が変わると言われているほどで、会社ごとの優先順位ルールもあるのだろう。
つまり、早く手にしたければ販売会社との取引回数を多く重ねる。そして、隠された優先ルールにビタッと自分がハマる必要があるのだと思う。残念ながら、私は今回おそらく失敗した……。
※ゼミッタ:チャンネル登録者数10万5000人以上の新車系インプレッション動画「GOOD CARLIFE Channel」を投稿しているユーチューバー。国産の愛車8台をすべて新車で購入し、所有するクルマ好き。ベストカーWebで原稿を書きたい! という熱い思いから不定期で連載をスタートすることになった。
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