■評論家5名はどんな理由で選出した?
■片岡英明さん、ズバリ、ヴェゼルを1位に選んだ理由は?
●片岡英明が選んだ「全長4400mm以下のSUV 私のTOP10」
1位:ホンダ ヴェゼル
2位:マツダCX-30
3位:BMW X2
4位:VW Tクロス
5位:トヨタ ヤリスクロス
6位:ルノー キャプチャー
7位:ジープ レネゲード
8位:スズキ ジムニー/ジムニーシエラ
9位:ダイハツ ロッキー(ライズ)
10位:DS3クロスバック
コンパクトクラスに属しているが、センタータンクを採用した優れたパッケージングによって上級クラスのSUVを凌ぐ広いキャビンと使い勝手のいいラゲッジルームを実現している。視界と見切りがよく、四隅を把握しやすいのも美点のひとつだ。
ガソリンエンジン搭載車は鼻先が軽く、スポーティな味わいだ。ハイブリッドのe:HEVはEV感覚を手軽に味わうことができ、軽快感と快適性の妥協点が高い。トータル性能とお買い得感はライバルのひとつ上。これが1位の理由。
(TEXT/片岡英明)
■国沢光宏さん、輸入車のなかでレネゲードをトップ選出したワケは?
●国沢光宏が選んだ「全長4400mm以下のSUV 私のTOP10」
1位:トヨタ ヤリスクロス
2位:ホンダ ヴェゼル
3位:マツダ CX-30
4位:スズキ ジムニー
5位:ダイハツ ロッキー(ライズ)
6位:ジープ レネゲード
7位:BMW X2
8位:シトロエン C3エアクロスSUV
9位:レンジローバー イヴォーク
10位:ルノー キャプチャー
輸入車のなかでは最もコストパフォーマンスが高く、しかもデザインが素晴らしいと思う。見た瞬間に買うことを決めちゃった人すら珍しくないとのこと(私もひとり知ってます)。
ちなみにレネゲードのプラットフォームはフィアット500Xと共通で、クルマそのものからしてイタリア工場製。エンジンだって欧州開発となる。
私が初めてレネゲードのハンドルを握ったのはハワイだったけれど、アメ車だと思って走り出したらシャッキリしていて、驚いた。このカテゴリーのなかだと面白い!
(TEXT/国沢光宏)
■松田秀士さん、CX-30を1位、フィットクロスターを3位に選んだワケは?
●松田秀士が選んだ「全長4400mm以下のSUV 私のTOP10」
1位:マツダ CX-30
2位:VW Tロック
3位:ホンダ フィットクロスター
4位:トヨタ ヤリスクロス
5位:日産 ノートオーテッククロスオーバー
6位:スズキ エスクード
7位:BMW X2
8位:ジープ レネゲード
9位:レンジローバー イヴォーク
10位:ダイハツ ロッキー(ライズ)
SUVはあの顔つき、必然的に空気抵抗も大きく燃費も悪い。この原油高の折、経済性も大きく加味した。
CX-30にはディーゼルモデルがラインナップされていること、さらにデザインがよくオンロードの走りもしっかりとし、インテリアも質感が高い。またマツダ3に比べて室内スペースがあることも1位の理由。
フィットクロススターも経済性を考え、燃費のよさ。さらに4WDにはビスカスカップリングのセンターデフをe:HEVのモーターで制御。このコントロールが素晴らしい。
(TEXT/松田秀士)
■渡辺陽一郎さん、ジムニーが2位、ロッキーが3位の理由は?
●渡辺陽一郎が選んだ「全長4400mm以下のSUV 私のTOP10」
1位:ホンダ ヴェゼル
2位:スズキ ジムニー/ジムニーシエラ
3位:ダイハツ ロッキー(ライズ)
4位:スズキ ハスラー
5位:トヨタ ヤリスクロス
6位:スズキ クロスビー
7位:レンジローバー イヴォーク
8位:ミニ クロスオーバー
9位:ホンダ フィットクロスター
10位:マツダ CX-30
ジムニーはシエラを海外で売るものの、国内指向が強いモデル。悪路の走破力は国内で購入可能なSUVでは最も優れている。道幅が狭く、曲がりくねったデコボコの激しい林道でも抜群の機動力を発揮。これが2位の理由です。
3位選出のロッキー/ライズ。5ナンバーサイズに収まるボディで、混雑した街中でも運転しやすいのがいい。
前輪駆動をベースにしたシティ派SUVだが、フロントマスクは野性的な雰囲気で日本人の好みに合うと思う。
しかも、ハイブリッドモデルは、Z同士の比較で価格差を約29万円に抑えて、買い得度も強い。やはり3位ですね。
(TEXT/渡辺陽一郎)
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