クルマの注文が取れて嬉しいのは営業マン、納車になると嬉しいのはユーザーだ。それぞれのテンションが高まる時期は違い、その間には、得も言われぬ微妙な空気が流れる。注文から納車まで、この間に発生すると厄介なのが「キャンセル」だ。
クーリングオフ制度の対象外であるクルマだが、法的な売買契約が成立するのは登録・架装・納車のいずれかが発生した中で、一番早い日となっている。注文から売買契約が成立するまでの間に、何か重大な理由があれば、キャンセルが行われることもあるのだ。
本稿では、営業マン的には発生すると非常にまずい、筆者が体験・経験したキャンセル事案を紹介していく。
文/佐々木 亘、写真/AdobeStock(トップ画像=buritora@AdobeStock)
コメント
コメントの使い方