してしまった場合は、まずは謝罪を!!
自分や同乗者の不注意で隣のクルマにドアパンチしてしまった場合、まずは失礼のないように心をこめて謝罪しましょう。自分の連絡先などを知らせてから、ドアパンチされたときと同様に、相手の氏名や住所、電話番号、相手のクルマのナンバーを控えて、破損部位の写真も撮っておきます。その後は、すぐに警察に連絡して物損事故として対応してもらいます。
道路交通法では、どんな小さな事故でも、ケガ人がいなくても、警察への報告が義務付けられており、届けないと、前述したように「事故報告義務」違反となります。また警察に届けておかないと、いざというときに保険を使うことができません。
警察に連絡した後は、契約している保険会社に連絡します。任意保険の対物賠償で補償することができますが、これも車両保険と同様、保険を使うと翌年から保険料が上がるで、保険を使うか、使わないかの損得を考える必要があります。
加害者になった場合も、当事者同士の示談交渉はトラブルのもとであり、保険会社に任せるのが安心です。
できるだけ人気のない区画に止めれば、事故を防げる
ドアパンチをされない、しないためには、隣のクルマとの間隔をあければよいわけですが、実際の駐車場では区画が決められ、そういうわけにもいきません。駐車する際に以下のようなことに気をつければ、ドアパンチを防ぐことができます。
・できるだけすいている駐車スペースに止める
駐車スペースは、何かと便利な入り口に近いところから徐々に埋まっていきます。クルマの少ない、入り口から遠い位置、あるいは立体駐車場の上の方に止めるのが、安心です。運動不足の解消にもなりますよ。
・風や傾斜のある場所に駐車しない
駐車場所によっては、風や敷地の傾きの影響で予想以上の勢いでドアが開いてしまうことがあります。そのような場所を避けることが大切ですが、仕方なくそのようなスペースに駐車した場合は、注意が必要です。
・子供にはドアを開ける前に声掛けを
自分は注意していても同乗者がドアパンチすることがあります。特に子供は、注意が散漫になりやすいので、狭い駐車場ではドアを開ける前に注意するように声掛けしましょう。
・ドライブレコーダーを装備する
ドアパンチを防ぐことはできませんが、ドラレコがあることで被害を受けたとき、証拠を残すことができます。ドアパンチされたときの証拠となる画像を残すためには、車両停止時でも全方位の撮影が残せるドラレコを装備することをお勧めします。
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ドアパンチのような比較的軽度な事故の場合、警察へ連絡しないで示談にしてほしいといってくる加害者は少なくありません。繰り返しになりますが、事故を報告しないのは「事故報告義務」違反であり、保険が使えなくなるリスクが発生するので、「法令で決まっていることだから」ときっぱり断りましょう。後は、保険のプロに任せるのが、安心です。
【画像ギャラリー】ドアパンチしてしまったらorされたらどうする?? 対策と対処方法(10枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方かつてドアパンチをやられてからは駐車場に止める時は出入口から出来るだけ遠くて一番端の場所に助手席側をギリギリ迄寄せて止めます。
この方法でもう20年以上やられてません。