■三菱 ギャランフォルティススポーツバック
ギャランフォルティススポーツバックは、スポーティセダン、ギャランフォルティスの派生モデルとして2008年に登場。
クーペのような流麗なスタイリングながら、ラゲッジルームの床面の高さを2段階に設定できる「2段高さ調整カーゴフロア」を採用するなど高い利便性が特徴だ。
最上級グレードのラリーアートには、2L直列4気筒MIVECターボ(240ps/35.0kgm)+ツインクラッチSSTというランエボXと同じパワートレーンを搭載。駆動方式は4WDのみというこだわりのモデルだ。
●三菱 ギャランフォルティススポーツバック
・走りの楽しさ度:★★★☆☆
・使い勝手のよさ度:★★★★★
・入手困難度:★★☆☆☆
・中古相場:34万〜239.8万円
■マツダ マツダスピードアクセラ(2代目)
2009年に販売開始した2代目マツダアクセラ。マツダスピードアクセラは、このなかで最上級モデルという位置づけのグレードだ。
マツダスピードアクセラは、最高出力264ps、最大トルク38.7kgmという高出力な2.3L直列4気筒ターボエンジンを搭載。これに伴い、専用に強化したボディ剛性や専用チューンのサスペンションによってハンドリング性能を向上させている。
さらに、ボンネットの専用エアインテーク、専用エアロバンパーなどによって高いパフォーマンスを主張。ターボ車なので、オイル管理が充分行われているかは注意したい。
●マツダ マツダスピードアクセラ(2代目)
・走りの楽しさ度:★★★★☆
・使い勝手のよさ度:★★★★☆
・入手困難度:★★★★☆
・中古相場:50万〜225万円
■スバル インプレッサWRX STI(3代目)
3代目となったインプレッサWRXは2007年に登場。WRCの参戦車として開発され、これまでの4ドアセダンから5ドアハッチバックへと変わった。
当初は2L水平対向4気筒ターボ+6速MT(308ps/48kgm)のみだったが、途中で2.5Lターボ+5速ATのAラインが追加されている。5ドアハッチバックとなり、前後オーバーハングの短縮によりヨー慣性モーメントを低減し、高い操縦安定性を実現するとともに優れた居住性を確保している。
買ううえでの注意点は、高性能車なので油脂類はもちろん、ホースをはじめとしたゴム製パーツの交換履歴を重視したい。またタイミングベルト採用車なので10万km近い個体を買う場合は必ず履歴を確認しよう。
●スバル インプレッサWRX STI(3代目)
・走りの楽しさ度:★★★★★
・使い勝手のよさ度:★★★★☆
・入手困難度:★☆☆☆☆
・中古相場:74.8万〜438万円
* * *
こうして見てみると「2L未満のターボエンジン+4WD搭載」モデルで、かつ中古となると選択肢は少ない。しかし、どれもGRカローラに負けない走りの楽しさを持ち、使えるクルマたちだ。
もしかすると、GRカローラの敵として今後立ちはだかる……かもしれない!!?
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