■ターボハイブリッドの時代
極低回転のトルクを補うことでさらに効率は高まる。
48Vマイルドハイブリッドを組み合わせたダウンサイズターボが令和のターボだ。
発進時や渋滞路の微速時などの初期レスポンスをモーターで補うことで、エンジン本体はさらに小排気量化が可能となる。
従来2Lだったものは1.5Lに、1.5Lだったものは1Lへとなる。
その典型がベンツC200の直4、1.5Lマイルドハイブリッドターボであり、VWゴルフの直3、1Lマイルドハイブリッドターボだ。
ベンツC200は1700kgの車体を1.5Lターボで走らせているとは思えないトルク感。
モーターアシストからターボが効き始める過渡領域は、よほど細かくチェックしていないとトルク変動など感じることはなく、2.5L級のNAエンジンのよう。
ゴルフ(VW)の1Lターボもまた、同じように、カローラクロス(トヨタ)の車体を直3、1Lで走らせているの!? という驚きがある。
いずれもモーターアシストを前提としたパワーユニットパッケージなのだ。
【画像ギャラリー】令和ターボの新たな旗手!? ホンダ シビックをギャラリーでチェック!(10枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方シビックの最大出力とトルクの数値が間違っていますよ。
それはステップワゴンの数値です。
基本的に発進~低速をモーター、中高速をエンジンとの協調が効率いいので、低速得意で高速苦手なターボはモーターと受け持つ所が同じ、相性はよくありません
しかしパフォーマンス目的なら条件付きで◎。バッテリー積み重くもなってるので得意分野に更に助っ人トルク
条件というのは、協調制御が難しいこと。やたらバッテリーで重く高額にさせず、電効率もよい中で運動性上げるのに必須な協調制御、国産が数歩リードしています