日本車のホイール固定方法は、ナット固定式が主流ですが、欧州車(英国車など一部は除く)はボルト固定式が主流です。基本的なクルマの構造は同じなのに、なぜ欧州車はナット止めでなく、ボルト止めなのでしょうか。
ホイールのボルト固定式とナット固定式、それぞれのメリットとデメリットを整理して、欧州車がボルト固定式を採用している理由についてご紹介します。
文:Mr.ソラン、エムスリープロダクション
アイキャッチ写真:Adobe Stock_Alex、Adobe Stock_EdNurg
写真:LEXUS、写真AC、Adobe Stock
コメント
コメントの使い方素人考えだがたしかにボルトだと整備性は悪そうだ
特にジャッキじゃなくリフト等で高く上げてしまうと苦労しそう
まあ寸切りなどを2~3本突っ込んどいてホイールをぶら下げてから
きめていくとか工夫すればどうとでもなりそうな気もするけど
ボルボV70乗ってますが、降雪地なので年に2回タイヤ交換。ボルト式は体力を消耗します。あと数年後にはこの為に車手放す事になるでしょう。
剛性が必要であればトラックも採用するはずですが…ナットでも剛性が確保できるのでは?
色々な意見が出ているので、改めて説明しますと、
「ナット固定よりボルト固定の方が強度がある」は間違いです。
これは世界中の工業規格でも謳っています。(JIS、ASME、DIN等)
なお、同じ材質・呼び径での比較です。
但し「ホイールの固定」は「ナットがベスト」といった意味でもありません。
車の設計では、必要な強度を満たした上で、重量・生産性・メンテナンス性・デザインなどを考慮して決まるからです。
アメ車はナット締めですね。
欧州車がボルト留めなので「日本特有のガラパゴス規格かー」と思ってたら、そんなことは無いという。
ただ今の日本車メーカーは、ベンツ・BMWを車づくりのベンチマークにしてるフシがあるので、これからボルト化が始まっていくのかな…
一般車に1番近いWRCトップ車両はナットドメ スーパーGTでもナットドメです トヨタヤリスWRCカーはナットドメです間違い無くです。昔木炭自動車から整備して居た自動車整備士残念ながらもう没はボルトドメのほうがボルトを舐めやすいと もし舐めてもナットタイプのほうが修理はたやすいボルトドメは修理にかなり面倒で時間が掛かると言って居ました。なので私はナットドメ優勢判定します。
ボルボは逆にボルトからナットに変えてきている。
どちらかが絶対的に優れているというものでは無いと思う。
剛性が理由?ちゃんと調べていますか?
記事は沢山の読者さんが見て、その方達に影響を与えるわけですから、もっと勉強して責任を持って正しい情報を発信していただければと思います。
一般車両より更に過酷なモータースポーツ系は漏れなくナット式だったと思うが
欧州車における前提条件とどう違うのかな?
秒を競うモータースポーツは作業性という合理的判断だと思われます
ボルト固定式は触ったことが無いが、ハブ側のねじ山が穴の1センチ程奥から切られていれば、専用工具が無くとも位置合わせが容易にできると思う。(大型車両を除く)