■クラウンセダン
●ライバル車:次期マツダ6セダン
クラウンシリーズのSUVは、すべてGA-Kプラットフォームを使う前輪駆動ベースの4WD(あるいは2WD)だが、セダンは従来のプラットフォームを踏襲する後輪駆動車として残す。
パワーユニットの主力は直列4気筒2.5Lハイブリッドで、レクサスLSと同型のV型6気筒3.5Lハイブリッドを併用する可能性もある。2.5Lハイブリッドの売れ筋価格帯は、従来型のRSと同じく500~550万円だ。
ライバル車は、今後発売されるマツダ6セダンになる。プラットフォームはCX-60と同様、後輪駆動をベースにしたタイプに切り替わる。クラウンセダンの2.5Lハイブリッドに対抗するのは、直列6気筒3.3Lのクリーンディーゼルターボ+マイルドハイブリッドだ。
両車ともに後輪駆動だが、クラウンセダンは走行安定性と乗り心地のバランスが優れ、マツダ6はドライバーが一体感を得られる正確性の高い運転感覚に重点を置く。機能や装備と価格のバランスでは、マツダ6が割安な設定になる。クラウンの主力は、あくまでも割安なエステートだ。
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