新型シエンタは大丈夫!? 無塗装バンパーの白化を防ぐ方法はあるのか!?

樹脂まみれの新型シエンタは大丈夫!? 白化を防ぐ方法はあるのか!?

 かつて樹脂製バンパーは経年劣化のために、しばらくすると白っぽくなっていた。昨今は技術革新のおかげなのか白化が以前より遅くなったようにも思える。だからこそ新型モデルが続々と採用しているハズ。

 大変余計なお世話ではあるが、新型シエンタは前後左右ともに無塗装バンパーまみれ。一体あれは大丈夫なのか!?

文/青山尚暉、写真/TOYOTA、SUZUKI、MAZDA、SUBARU

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■SUVだけじゃない! ミニバンまでもが無塗装バンパー全盛時代に突入!?

2022年8月登場の新型トヨタ シエンタ。バンパー部分だけでなくサイドにも黒い無塗装樹脂パーツが大きく使われている

 かつてのクルマのバンパーは黒い無塗装の樹脂だったりして、乗っているうちに白亜化してみっともなかった。かつての愛車だったS130フェアレディZ、VWゴルフIIも、前後バンパー、サイドモールなどが黒い無塗装樹脂パーツで、新車から数年後、白亜化に悩まされたものだった。

 原因はワックスの付着(ワックスは基本的に塗装面だけかけるのだが、樹脂部分に間違って塗ってしまうと白くなる)はともかく、基本的には経年変化による素材の劣化でる。これは屋外駐車のクルマだと避けようがない。

 今ではバンパーにも塗装が施されているのが一般的で、黒い樹脂むき出しのボディパーツは激減している……と思ったら、実はそうでもない。

 SUV、クロスカントリーモデルの台頭で、むしろ黒い樹脂バンパーやボディパーツがゴツさ感、タフネスのイメージ演出、デザイン性に欠かせないアイテムになっているのだ。

 現行モデルになって、クロスカントリー色を強めたトヨタRAV4にしても、前後バンパー、ホイールアーチモール、サイドシル部分は黒い樹脂パーツとなっていて、それが「好きにまみれろ」のワイルドさをアピールしているではないか(PHVは高級高額車だから、いきなり艶々のピアノブラック塗装が施されているが)。

 トヨタ ライズ、カローラクロス、ヤリスクロス、C-HRなどもしかり。

 擦ってもダメージが少なく、パーツ交換で済むあたりは、たしかに悪路走行上等!!のSUVにはぴったりだが、なんとSUVではないコンパクトミニバンの新型シエンタにも黒い樹脂パーツが多用されている。このあたりは、アウトドアなどに似合うデザイン性の付与ということだろうか。

 新型シエンタのその部位はフロントバンパー、前後フェンダー(バンパーコーナープロテクター)、そしてシトロエンのベルランゴを思わせるボディサイドモールにまで及ぶのだ。とすれば、新型シエンタを手に入れた時から、樹脂パーツの白亜化を防ぐ(遅らせる)メンテナンスを行っておいたほうがいい。

■ダメージは不可避……走っているだけで悪影響

 クルマをビシリと精悍に見せるコツこそ、ウインドーガラスのツヤと黒いパーツ(バンパーやモール、タイヤなど)を黒々と見せることなのである。

 ウインドウにツヤがあり、黒いパーツが黒々としていれば、ボディの塗装面が多少汚れていても、クルマは、くどいようだが、ビシリと精悍に見えるものなのである(急なお出かけの際の時短ケアもこれである)。

 まず、新車時には黒々としていた樹脂パーツはどうして白っぽくなってしまう理由を説明すると、直射日光、雨、風による樹脂へのダメージが主(ワックスの塗り間違いもあるが)。

 つまり屋外駐車でなくても走っていれば、そうしたダメージが経年劣化によって起こるということだ。屋外駐車でボディカバーをかけておけば、樹脂パーツの白亜化を遅らせることが可能かも知れないが、紫外線が照射し、雨、風の中を走るクルマだから、樹脂パーツのダメージを100%防ぐことは不可能と言っていい。

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