眩しいからやめて!! リアフォグつけたがり勢が多いのはなぜ!? そもそもいつ使えばいい!?

■知らないうちに点灯しているケースも! 今すぐ愛車のライトをチェック

多くのドイツ車は国産車と異なりライトのスイッチは写真右下のダイヤルで操作する。そのため乗り換えて間もない時期などは誤ってリアフォグを点灯してしまうケースも
多くのドイツ車は国産車と異なりライトのスイッチは写真右下のダイヤルで操作する。そのため乗り換えて間もない時期などは誤ってリアフォグを点灯してしまうケースも

 では、濃霧やホワイトアウトでもないのにリヤフォグライトを点灯させたまま走っているクルマについて考えてみよう。デコトラならぬ、点けられる灯火はすべて点灯してギラギラさせたい……なんていうケースは別にして、多くは知らず知らずのうちに点灯しているのではないだろうか。

 海外でも人気のスバル車を例に挙げると、作動条件はフロントフォグランプが点灯していて、そこからさらにフォグランプスイッチを前方に回転させると点灯。メーター内にはリヤフォグランプ点灯を知らせるオレンジのランプが点灯する……という流れになる。

 しかしライトスイッチをいじっていて、例えばフォグランプを点灯させる操作の過程で、うっかりリヤフォグライトをONにしてしまっているケースが考えられる。

 メーター内を見ればマークのデザイン、色で分かりそうなものだが、普段使わない機能、フロントフォグランプと大きく変わらないマークだけに(フロントフォグランプは3本線が下向き。リヤフォグライトは3本線が横向き)、見落とす可能性はありそうだ。

 自車にリヤフォグライトが付いているユーザーなら、今一度、知らず知らずのうちにONにしていないか、確認してほしい。濃霧や豪雨、ホワイトアウト以外の環境で点灯していたとすれば、後続車に迷惑をかけている可能性大だ。

■先行車が眩しすぎるときは車間距離を確保!

 リヤフォグライトが付いているクルマの場合、ドライブ途中、濃霧や豪雨、ホワイトアウトに遭遇したときには積極的にフロントフォグライト、リヤフォグライトを点灯させ、安全を確保したい。

 そのために、フォグライトの点灯方法を改めて確認しておくことだ。イザというとき、使いこなすことができなければ、宝の持ち腐れでしかない。

 よってリヤフォグライトが大迷惑な状況があるにしても、なくせばいい……わけでは決してない。峠道や雪国を走らないユーザーでも、この夏にも見られた都市部のゲリラ豪雨の際は、しっかりとその役割を果たしてくれるのだから。

 身近な話として、ゲリラ豪雨に遭遇し、ワイパーを高速で作動しても良好な視界が得られないような場合は、即、前後フォグライト点灯である。

 一方、走行中、濃霧や豪雨、ホワイトアウトでもないのに前車がリヤフォグライトを点灯させ、眩しく感じるときはどうすればいいか。

 高速道路なら車線を変更して避けることもできるが、峠の一本道では追従するしかない。パーキングがあれば入ってやり過ごすこともできるが、それもない場合は、とにかく車間を空けることだ。

 無用にリヤフォグライトを点灯させているクルマが眩しく感じるのは、実は車間距離が詰まっているからでもある。リヤフォグライトのレンズは近くを明るく照らす仕様となっていて、離れれば、それほど眩しくないと感じるはずなのである。

【画像ギャラリー】イザという時の安心装備!! でも点けっぱなしはダメ!! リアフォグライトを装備しているクルマたち(18枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…