フルチェンはセダンの市場規模から期待薄……まだまだ現役の予感!!
登場から10年も経過するアクシオ・フィールダーだが、フルモデルチェンジの話は煙すら立たない状況だ。ヤリスやアクアに使われているGA-Bプラットフォームを使って、小型セダンを登場させて欲しいものだが、現在のセダンの市場規模では難しいだろう。登場からの年数だけを考えれば、アクシオ・フィールダーは、いつ生産打ち切りが発表されてもおかしくない存在だ。しかしながら、ここ数年の間に、存在が消えることは考えにくい。
大幅に精査された現在のトヨタラインナップでは、アクシオ・フィールダーの代わりになるクルマがないのが大きな理由である。プロボックスやハイエースでは、アクシオ・フィールダーの存在を埋めることは出来ない。
実際に、2022年6月の販売台数を見ると、アクシオ・フィールダー合わせて約2500台だ。この数字はカローラ・カローラスポーツ・カローラツーリングの3台を合わせた販売台数と、ほとんど変わらない。
プロボックスやハイエースも長寿モデルであるし、過去のトヨタにはコンフォートという23年もの間、活躍したモデルも存在する。少なくとも販売台数が数十台から100台規模まで落ち込まない限り、アクシオ・フィールダーは存在を続けるクルマであろう。
今後もアクシオ・フィールダーは、時代に合わせて変化し、活躍を続けていくはずだ。
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コメント
コメントの使い方代えの効かない車ってそう多くないですが、この車もそうなんでしょうね。プロボックスじゃ余りに実用商用車すぎる。
そういう顧客層に、どうせ買うからそのままで良いだろではなく、ちゃんと要望に答えていく姿勢はとても大事だと思います。
日本企業の当たり前だったことを、言い訳して消してはならないです