これ以上売れると困るってマジ!? N-BOXに当面追加予定しないワケが衝撃
それならN-BOXはどうか。N-BOXは当分の間、スペーシアギアやタントファンクロスのようなSUV風のモデルを設定しない。その理由はN-BOXが今以上に売れ行きを伸ばすと困るからだ。
2022年1~8月の販売状況を見ると、N-BOXが日本国内で売られたホンダ車の37%を占めた。そこにN-WGNなど、ほかの軽自動車も加えると50%を超える。さらにコンパクトなフィット+フリード+ヴェゼルも加えると約80%に達するのだ。
つまり絶好調に売られるN-BOXを中心に、ホンダのブランドイメージがダウンサイジングしており、ステップワゴンやシビックに良くない影響を与えている。さらに大きなオデッセイやレジェンドは既に廃止された。
ホンダの開発者は「N-BOXはモンスター」だという。好調に販売されるのは基本的には好ましいが、N-BOXの場合は歯止めが掛からず、小型/普通車の需要を吸収している。そのためにN-BOXは、決算期におけるディーラーオプションプレゼントなどの対象からハズされることも多い。販売促進を控えているわけだ。
従ってルークスがSUV風の仕様を用意することはあっても、N-BOXは考えにくい。仮に設定するなら、N-BOXの売れ行きが大きく下がり始めた時だ。
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