【なぜ高い??】N-BOX、NSX、シビックら高額疑惑ホンダ車11台を調査!!

3位 シビックタイプR(450万360円)

初代は219万8000円、セダンに変わった3代目でも283万5000円だった。320ps/40.8kgmのパワーと走りに文句はないが価格がダウト。英国産という事情は関係なかろう

2Lのターボは、4Lのノーマルエンジンに匹敵する動力性能を発揮して、それ以上に走行安定性が勝る。4輪が常にしっかりと接地するから、駆動力の伝達効率が高く乗り心地も快適だ。

しかし価格は450万360円で、1997年に発売された初代モデルの2倍以上だ。性能が大幅に違うとはいえ、極端に高い。この価格にするなら、動力性能に見合う4WDを搭載すべきだ。前輪駆動では雨天の走りで不安が伴う。また先進の安全装備と運転支援の機能を兼ね備えるホンダセンシングも装着すべきだ。

高すぎ度……88

4位 CR-Vハイブリッド(378万4320〜436万1040円)

i-MMD採用車としては初の4WD。が、上級グレードでアウトランダーPHEVに迫る価格はちょっと…。ちなみにフォレスター(アドバンス)が309万9600円、CX-5のクリーンディーゼル+4WDでも最高352万6200円だ

CR-Vハイブリッドの価格は、1.5Lターボに比べて約55万円高い。ステップワゴンは約47万円だから、CR-Vのハイブリッドは割高だ。

またCR-Vの内装は、ハリアーに比べて質が低く、フォレスターやエクストレイルと同程度。従ってカーナビの標準装着などを考慮しても、すべてのグレードにわたり30万円は割高だ。

仮に30万円値下げすれば、ターボのEX・2WDは300万円以下になって印象が変わる。それからSUVの3列目シートの相場は7万〜16万円だが、CR-Vは19〜22万円に達する。

高すぎ度……83

5位 アコード(385万~410万円)

パワーユニットは2Lベースの2モーターHV、i-MMD。このクルマは価格より存在感の薄さが……

アコードのハイブリッドシステムでは、エンジンは効率の優れた回転域を使うから、LXのJC08モード燃費は31.6km/Lだ。ノーマルエンジンを積んだLサイズセダンは13km/L前後なので、アコードであれば数値上は燃料代を半額以下に抑えられる。

それでも価格は少し高くLXは385万円だ。アコードハイブリッドにはカーナビが標準装着されるものの、カムリXに比べると50万円以上も高い(一方こちらの記事では、ホンダ車ならではの居住空間の快適性など、アコードの地味だが価格の差を埋めて余りある点を指摘)。

高すぎ度……75

6位 オデッセイハイブリッド(375万〜415万円)

エスティマがライバルと考えると高くないともいえるが、エンジンは2Lと考えると、やはり高い

オデッセイのハイブリッドシステムは、アコードと同じタイプになる。価格もアコードハイブリッドと同等だから、オデッセイには広い室内と3列のシートが備わる分だけ、価格は割安に受け取られる。

ただしハイブリッドとノーマルエンジンの差額は、装備の違いを補正すると58万円前後に達する。ステップワゴンの約47万円に比べて格差が大きい。ハイブリッドの機能は優れているが、価格はもう少し割安にできる。

高すぎ度……70

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