次は「キューブ」でバッテリーEVを!!
目下、絶好調のサクラだが、取材したディーラーの店舗には展示車が一台もなかった。売れ筋のクルマならば1台は展示されていてもおかしくないはずだが、担当者へ確認すると、展示車でいいから即販売してほしいという要望が入るそうで、展示車に回すほどの余裕がないらしい。サクラの展示車は、近隣の大きめの店舗に一台しかないそうで、実車を見たい場合には他の店舗を案内したり、場合によっては、社員が乗っている私用車を見せることもしているそうだ。
数年前まで苦しんでいた国内日産販売店だが、ここ数年でノートやオーラ、アリア、サクラ、そしてエクストレイルと、一気に元気をとり戻しつつあるようだ。
個人的には、ここでかつての「キューブ」のようなBセグメントサイズのバッテリーEVを税込300万円未満で登場させ、バッテリーEV攻勢をかけてほしいと思うが、次の日産の新型車は、2023年の登場が予定されているミドルサイズミニバンの「セレナ」だ。
不遇の時代に国内日産の販売を支えてくれていたセレナの次期型を、日産はどのような姿に仕上げているのか。大いに期待して待ちたいと思う。
【画像ギャラリー】販売台数でデイズを超えた!! 軽自動車離れした質感が魅力的な「サクラ」を写真で見る(17枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方もともと家電の延長にあるような軽自動車こそ、日本におけるEVの本命だと思っていました。軽自動車は殆ど1日100km以下で使うことが多く、たまに遠出することがあっても、どこかで充電すれば何とかなる。軽自動車は、小さいエンジンを唸らせて走るより、EVの方がずっとスマート。価格され落ちれば、今後の軽はEVが主力になるでしょう。
サクラのヒットは悪いことではないが、この車の本当の評価が出るのは、2年後、3年後じゃないかな。
4年後以降の中古車市場に軽EVが溢れて値崩れしないことを祈ります。