カスタムの素材としてもステキ! 日本が誇る営業車「プロボックス/サクシード」の中古車が人気上昇中!

■プロの仕事場としてデザインされたインテリア

初代トヨタ プロボックスのインテリア。シンプルでありながら、各所に備えられた収納など、機能性を重視したインテリアは現行型にも受け継がれている
初代トヨタ プロボックスのインテリア。シンプルでありながら、各所に備えられた収納など、機能性を重視したインテリアは現行型にも受け継がれている

 外観デザインは、機能美にまで昇華されたプロの道具をイメージし、コンパクトなボディに機能を凝縮。コーナー部や各種断面を面取りさせた多面体形状とすることで、立体としての剛性感やタフさを強調している。

 インテリアは、プロの仕事場として合理的で使い勝手の良い便利・収納機能を備え、くつろぎと楽しさを感じさせる室内空間に仕立てている。

 インストルメントパネルおよびドアトリムアッパー部では、豊かな断面や触れたくなる質感・造形を追求し、ハードなビジネスの合間にも一息つける、ゆとりと安心感を提供している。

 ダッシュボードロア部では小型パソコンの操作を可能としたほか、食卓としても利用できるインパネテーブルなどの便利・収納機能の充実させているのが特長だ。

 デビュー時に搭載されていたエンジンは、最高出力109(4WDは105ps)を発生する1.5L直列4気筒ガソリンエンジンをはじめ、最高出力87psを発生する1.3L直列4気筒ガソリン、そして最高出力72psを発生する1.4L直列4気筒ディーゼルターボの3種類。

 組み合わされるトランスミッションは5速MTを中心に、ガソリンエンジン車にはCVTを設定。駆動方式は2WD(FF)を中心に1.5Lエンジンにのみ4WDを用意している。

 また、1.5Lエンジン車にはビジネスユースに加えて、パーソナルユースとしても幅広く使える5ナンバーワゴンを設定。専用ボディカラーのブラックを設定するとともに、サイドプロテクションモールを採用したほか、リアシートを座り心地を重視した厚めのタイプを採用した。

■2014年に劇的マイナーチェンジ、2018年にはハイブリッドも追加

2014年8月にマイナーチェンジ。プラットフォームを刷新し、自動車の型式が変更されたことから、実質的にはフルモデルチェンジとなる。写真はマイナーチェンジ後のプロボックス
2014年8月にマイナーチェンジ。プラットフォームを刷新し、自動車の型式が変更されたことから、実質的にはフルモデルチェンジとなる。写真はマイナーチェンジ後のプロボックス

 プロボックス/サクシードは2014年8月にマイナーチェンジを実施。公式の発表はマイナーチェンジとなっているが、クルマの骨格に当たるプラットフォームを刷新し、自動車の型式が変更されたことから、実質的にはフルモデルチェンジと言える。

 変更のポイントは、プラットフォームのフロント部を刷新し、サスペンションの構造を最適化。さらに、車速感応型電動パワーステアリングを全車に採用することで、空車時から積載時まで扱いやすく、高い操縦安定性と乗り心地の良さを実現したこと。

 そして、搭載するエンジンは1NR-FE型へと変更された1.3L直列4気筒ガソリンエンジンと1.5L直列4気筒ガソリンの2種類となった。組み合わされるトランスミッションも全車CVTとなっている。

 外観では、フロントバンパー&グリル、ヘッドランプ、リアコンビネーションランプなどの意匠変更によってタフさを強調。さらにVSC&TRCやヒルスタートアシストコントロールを全車標準装備するなど安全性を向上させている。そして、このマイナーチェンジによって5速MT車とワゴンモデルが廃止された。

 そして2018年にはプロボックス/サクシードに、1.5L直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッド車を追加。また全グレードに、昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ」を採用した衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備した。

 さらに、盗難防止用のイモビライザーを新たに標準装備するなど、優れた安全・防犯機能を確保している。

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