カスタムの素材としてもステキ! 日本が誇る営業車「プロボックス/サクシード」の中古車が人気上昇中!

■絶版になったサクシードの中古車相場が上昇中!

中古車市場ではプロボックスに統合され絶版となったサクシードが人気。中古車相場も上昇中だ
中古車市場ではプロボックスに統合され絶版となったサクシードが人気。中古車相場も上昇中だ

 それでは、プロボックス/サクシードの中古車事情を見てみよう。

 2022年10月現在、プロボックスワゴンの中古車は約41台流通していて、平均価格は約101.8万円。中古車の価格帯は約24.8万~約199万円となっている。

 ビジネスモデルのプロボックスは約1,085台の中古車が流通していて、平均価格は約90.5万円。中古車の価格帯は約10万~約299.8万円だ。

 続いてサクシードワゴンは、約66台の中古車が流通していて、平均価格は約78万円。中古車の価格帯は約18万~約175万円だ。

 最後はビジネスモデルのサクシード。中古車の流通台数は約586台で、平均価格は約85.6万円。中古車の価格帯は約19.8万~約314.9万円となっている。

 どのモデルも、高価格帯のクルマはカスタム済みの中古車となっているのが特長だ。そしてパワートレインの構成を見てみると、2018年に追加されたハイブリッド車はプロボックスが約39台、サクシードは約19台と非常に少ない。

 一方、5速MT車はプロボックス/サクシードすべて足しても約40台しかなく、MT車の中古車の多くは海外へ輸出されていることがわかる。また、ディーゼル車も約9台しかない状況で、ほとんどが1.3Lもしくは1.5Lのガソリンエンジン車となっている。

 2002年から販売されているロングセラーモデルながら、海外での人気に支えられて中古車は高値安定傾向が続いている。

 その中で、プロボックスワゴンの中古車の平均価格が、3カ月前の約92万円から約9万円の値上がり。そしてサクシードワゴンの平均価格は3カ月前の約60万円から約18万円の値上がりを記録している。

 カスタム済み中古車の影響もあるが、これだけ年式の進んだ中古車が値上がりするのは、やはり輸出の影響が大きい。スポーツカーだけでなく、実用車の中古車高騰も輸出の影響が出ているのだ。

 プロボックス/サクシードの中古車を買うなら、やはりタマ数の多いプロボックスのバン仕様が狙い目だろう。エンジンはハイブリッドがまだまだ割高なので、燃費もパワーも優秀な1.5Lがおすすめ。

 ただしビジネスユースとして荒く使われたかどうかはチェックしたい。必ず試乗してエンジンやトランスミッションの調子を確認しよう。

【画像ギャラリー】営業マン御用達!! カスタム素材としても人気の日本を代表するビジネスカー・トヨタ プロボックス/サクシード(15枚)画像ギャラリー

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