ランドクルーザー300の弟分、ランドクルーザープラドの発売が1年遅れとなる2023年夏頃になりそうだ。新型ランクルプラドはどんなスタイル、パワートレインになるのだろうか?
またランドクルーザー300のように、受注が殺到し、納期4年以上になるのだろうか? いまわかっているランクルプラドの最新情報をお届けしよう。
文/遠藤徹
写真/ベストカーweb編集部、ベストカー編集部、トヨタ
■ほぼ決定!! 新型ランクルプラドは2023年夏頃発売
新型ランドクルーザープラドの発売が、2023年夏頃となるのがほぼ決まったようだ。現行モデルが登場したのが2009年9月14日であるから、実に14年ぶりの世代交代となる。
従来だと兄貴分のランドクルーザーの1年後に一新するのが恒例となっていた。現行ランドクルーザー300の登場が2021年8月2日であったから恒例に従えば、今夏のフルモデルチェンジ実施のはずだった。
それが1年先送りになったのは、ランドクルーザー300が爆発的な人気の高さで売れ過ぎ、納期が4年以上になり、現在ではオーダーストップで一時生産中止に追い込まれている。
弟分のランドクルーザープラドが恒例通りフルモデルチェンジすれば、こちらも売れ過ぎ、生産の継続が難しくなる、との判断があったようである。
2年遅れで2023年夏に世代交代するというのは有力な根拠がある。2022年の8月2日に一部改良した現行モデルが好調に売れ、多数のバックオーダーが集中したため、生産が追い付かず、わずか3カ月でオーダーストップになってしまったことが根拠になっている。
トヨタ系列店筋では「一部改良後短期間でオーダーストップになってしまったのは、この間に受注が集中し、納期が1年以上になってしまった。1年後にはフルモデルチェンジするので、オーダーストップにしないと次期型の投入スケジュールに支障が発生するためだろう」と指摘している。
次期型ランドクルーザープラドはどんな内容でデビューするのか。トヨタの次世代におけるクルマづくりの考え方である「TNGA」による新開発のプラットフォームを採用し、ボディ剛性、クオリティアップ、走破性、安全性&利便性向上をさらに進化させた仕立てをしているのは間違いない。
エクステリアデザインは基本的にキープコンセプトだが、直線と曲面を融合させたスタイルとなる。ボディサイズは現行の全長4825×全幅1885×全高1850mmとほとんど変わらない。
ホイールベースは2790mm、トレッドは前後とも1585mmも同様となる。乗車定員はこれまで通り2列シート5人乗りと3列シート7人乗りを用意する。
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