歴代モデル随一のカッコよさから注目度バツグンの新型プリウス。燃費などは明らかとなっていないが、おそらく先代モデルよりも大幅に向上しているハズ。
そして見た目の良さからバカ売れ必至という状況であるが、納車時期などの理由から現行モデルと悩むひとも少なからずいることと思う。そこで、今回はそれでも新型プリウスを選ぶべき理由をご紹介!! 購入検討中の方は必見っすよ!!
文/小鮒康一、写真/TOYOTA
■新型プリウスは今冬発売!! でも現行モデルを選ぶのもアリか
先日、ついに5代目となる新型プリウスが発表となった。
さまざまな情報が公開されたようで、実はそこまで詳細は公表されていないという事実はあるものの、「ハイブリッド リボーン」というコンセプト通り、ハイブリッド車普及の先陣を切ったプリウスが新たなフェーズへと生まれ変わり、我々の前に姿を現したというのは間違いないだろう。
ハイブリッドモデルにおいては早くも今冬に登場することがアナウンスされており、実車に触れる機会が待ち遠しいところだが、プリウスの購入を検討しているユーザーからしてみると、熟成が進んだ4代目を狙うのか、生まれ変わった新型を狙うのかが悩ましいのではないだろうか?
■100万円以下も続々!! 新型発売後はもっと値下がる可能性も
現在、路上を走っている4代目プリウスは2015年12月に登場したモデルということで、まもなくデビューから7年を迎える長寿モデルだ。
当初は否定的な意見も多かったエクステリアデザインではあるが、7年も経過するとすっかり見慣れてしまい、なんならちょっと奇抜なそのスタイルは古さを感じさせずに“アリ”とも思えてくる。
もちろん7年の間に複数回の改良を重ね、その完成度は熟成の域。その高い燃費性能は言うまでもなく、TNGAを初めて採用したそのプラットフォームのポテンシャルの高さは、今でも色あせることはない。
そして何よりモデル末期ということで、買い得感が非常に高まっていることも魅力のひとつ。中古車市場ではついに店頭価格で100万円を切る車両も登場し始めており、新型が登場すればさらに平均価格が下がることは間違いない。
また新車の長納期が続いている現在ではあるが、4代目プリウスにおいては登録済未使用車も比較的多く流通しており、こちらも今は新車と大して変わらない価格の車両が多いものの。
新型が正式にリリースされれば価格が下がるだろうから、どちらにしても燃費のいい足グルマとして乗り潰す勢いであるならば、買い得なクルマであることは確かだ。
しかし、筆者としてはそれでもやはりプリウスを狙うなら新型を待ちたいという気持ちが強いのだ。ここからはその理由を列挙していこう。
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