■消費電力少ないシートヒーターがオススメ
とはいえ、メーカー側もその弱点は重々承知しているため、少ない電力で直接的な暖かさを感じることができるシートヒーターやステアリングヒーターといった装備を標準で装備している電気自動車がほとんどで、真冬の厳寒期でなければメインの暖房を使うことなく快適に運転することが可能となっている。
ただ、本格的に寒い時期になっても電費を気にするがあまり、厚着をしたりひざ掛けなどを用意したりして暖房を使うのを我慢するというのはオススメできない。
そもそも厚着をしたりひざ掛けをしたりすると運転に支障が出る可能性もあるし、そこまで苦労したとしても稼げる航続距離はたかが知れているので、“ギリギリ充電スポットにたどり着けるかどうか”のように緊急事態以外の極限ドライブはしない方がいいだろう。
ちなみに経験則から言うと、暖房なしの真冬のドライブでは、身体や指先はシートヒーターやステアリングヒーターである程度凌げるものの、足の指先の寒さと車内と車外の寒暖差によって窓が曇りまくり、視界が失われてしまうという恐怖体験を味わうハメになってしまうのだ。
【画像ギャラリー】これが軽!? 高級車顔負けの最新EVイッキ見(8枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方内燃機関の暖房を「効率のよい」としていますが、暖房に関わらず捨てている熱の一部を回収する仕組みなので全体で見ると効率は低いです。暖房が不要な季節ではこの大量の熱はほぼ使われていません。
電気自動車で暖房が航続距離に大きく影響する理由としては蓄電池のエネルギー量が少ないからというのが適当だと思います。
足指のしもやけにいつも悩まされているので、ガソリン車のヒーターでなければとても役に立ちません。
EV車は全くの選択対象外ですね。
電気自動車。
冬場のエアコン使用で、燃費(電費)がガクッと悪くなる。知られてないけどコレ本当。
だからメディアでこの欠点を取り上げるなんて珍しい。
実際に使用してる人は分かってる。
社用車に電気自動車が数台あるけど、冬場はみんな乗りたがりません。
まさにそれ!
私も社用車に電気自動車がありますが特に冬場は、まる1日は電欠怖くて乗りませんね!