「コスパ最強車はこれだ!!」プロが薦める200万円以下で大満足なクルマ5選

とにかく車内が広い!! スズキ「ソリオ」(G:158万円~)

 とにかく広い車内スペースを求める方にお薦めなのが、スズキ「ソリオ」だ。現行モデルは2020年に登場した4代目。室内の広いスペーシアをベースに、ソリオでは、車幅と全長をさらに拡大しただけあって、車内がとても広く、特に後席が広い。エントリーグレードの1.2L 直4 NAガソリン車は158万円~(ソリオG 2WD)、マイルドハイブリッドのソリオHYBRID(MX)は185万円~、チョイ悪フェイスがお好みであれば、バンディッド(200万円~)もいいだろう。

 ソリオに限らず、スズキのクルマはどのモデルも、他メーカー車よりもコスパがよいが、それはスズキが、アイディアでコストを下げる努力をしているから。例えば、車室内の空気を循環させるスリムサーキュレーター(MZのみ)は、エアコンの導入口をピラー内に這わせるよりも、ずっとリーズナブルであり、そして効果も十分だ。

 ただ、9インチ全方位モニター付ナビ(税込18万7000円、なお「全方位」にはカメラパッケージ(5万5000円)も要)や、ディーラーOPの大画面10インチナビモニタ(25万2505円)など、ナビゲーションはやや高め。ナビ機能はApple Car PlayやAndroid Autoが使えるディスプレイタイプが欲しいところだ。

ソリオの車内。とにかく後席が広い
ソリオの車内。とにかく後席が広い

あの超最新人気モデルも200万以下で買える!! トヨタ「シエンタ」(X_5人乗り:195万円~)

 車両本体価格がギリギリ195万円、ということで、2022年8月にフルモデルチェンジとなったばかりのトヨタ「シエンタ」も取り上げたい。今回のフルモデルチェンジでは、従来通りの5ナンバーサイズに収めつつ、エクステリアデザインはこれまでのカワイイ系から、フレンチな香りが漂うオシャレカワイイ系へと進化。1列目と2列目の間を80mmも拡大し(先代比)、カップルディスタンスはクラストップレベルの1,000mmを達成、買い物かごを足元にそのまま置けるほど広くなった。先代同様に、ガソリン、ハイブリッド共に5人乗りと7人乗りを設定している点も長所だ。なお199万円の7人乗りのエントリーグレード「X_7人乗り」は、2023年4月以降の生産予定だ。

2022年8月に登場したばかりの新型シエンタ。フレンチな香りが漂うオシャレカワイイ系なエクステリアが魅力
2022年8月に登場したばかりの新型シエンタ。フレンチな香りが漂うオシャレカワイイ系なエクステリアが魅力

中古車よりも、カーライフコストでは安く済む可能性も

 他にも、ホンダN-ONE(RS_CVT/6MT:税込199万円~)やマーチNISMO S(5速MT:187万円~)、スズキジムニー(XG_5MT:税込155万円~)、ジムニーシエラ(JL_5MT:税込180万円~)など、スポーティな味付けのクルマや、趣味性が高いクルマなど、200万円以下で楽しめるクルマはまだまだある。

 コストを抑えるとなると、中古車という選択肢も浮かぶところだが、メーカー保証の付いた車を買ったほうが、リセール時の費用が高くなり、カーライフコスト(購入から売却までにかかる費用)で考えた時には、そのほうが安く済むこともあったり、故障などがあった際にも、余計な出費をせずに済む場合もある。なにより、自分好みに選んだ仕様で、出来立てのクルマを手に入れるのは気分がいい。参考になれば幸いだ。

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