賃金値上げの方法は定期的な昇給だけではない!
賃金の値上げについては、年1回が多いものの、年2回というところもあります。そのため、定期的な昇給は一般的な会社員とほぼ変わりません。
指導員の場合は、他の車種や講習の指導員をしたり、技能検定員(運転の試験をする人)になったりすると、手当てがもらえるケースが多いため、定期的な昇給以上の給与アップを狙うことができます。
ただし、他の車種や講習の指導員、技能検定員の資格取得は、試験や講習などを受けなければなりません。そのため、給与アップをするためには、さまざまな関門を突破しなければならないといえるでしょう。
元指導員の本音を語る実状とは
実際に教習所で指導員をしていた頃にわかったのは、給与をもらいながら感謝されることが多かったり、50分ごとに10分休憩があったりするなど、会社員ではあるものの一般的な会社員とは違う働き方をしているということです。
また、指導員は、命がけではあるものの、さまざまな責任感や充実感を感じられる仕事だということもわかりました。そのため、仕事に見合った給与だと考えることもできるでしょう。
ただ、指導員の中には、卒業させるための指導をしている指導員もいます。卒業させるためだけの指導をすれば、ラクしてお金をもらえるため、指導員自身の生活だけを考えれば、必要最低限の指導で充分です。
しかし、指導員は、車やバイクなど命を奪ってしまう可能性がある乗り物の乗り方・操り方や交通社会におけるルール・マナーなどを教えるのが本来の仕事。このような責任が重い業務であることを再認識しなければならない指導員もいるため、同じ指導員なのに割に合わないと思ってしまうこともあります。
●最後に
教習所の指導員や事務員などの給料は各学校で異なるのが実情です。もし、教習所で働いてみたいと考えているのであれば、指導員と営業職の場合は正社員の固定給、受付事務の場合は契約社員の時給が良いといえるでしょう。
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コメント
コメントの使い方ある程度の収入レベルまでは、モチベーションと給与は比例する。
せめて勤続10年くらいで年収700万円に到達するようになればね。
優良自動車学校には国から教官にボーナスを支給するみたいに出来ないのかね。
全国の教官人数からすればそこまで高額の税金投入にはならない。
自動車関連税を自動車以外のことに転用するのをやめるだけで余裕で捻出できる。
クルマは、自動車メーカーが誰でも運転出来るように設計している。
交通法規と運転操作覚えて
慣れれば終わり。
年収700万?
公務員より高いです。
勝手に指導員の価値を上げる必死無いです。