日本を代表する超熟成ブランドに乗る…ってどんな気分? 名門車の現行型と実績と実力

ホンダの技術へのチャレンジとともにあるシビックの歴史

ぬか漬け車なんて言わせない!!  超熟成モデルだからこそ面白い
2022年7月に発売された11代目シビックのe:HEV。電動化コア技術である高効率・低燃費な2モーターハイブリッドシステムが爽快な走りと環境性能を両立

 1972年、世界のベーシックカーとしてFF+2ボックスという新しい市場を開拓するとともに、省資源・低公害にいち早く対応したシビック。

 その後もロングルーフに代表される斬新なフォルムで人気を集めた3代目、F1技術を応用したVTECエンジンでスポーツカーファンをワクワクさせた4代目、軽自動車なみの低燃費性能を実現したVTEC-Eエンジンを採用した5代目など、記憶に残るモデルが続々と登場。50年以上に渡るシビックの歴史は、ホンダの技術へのチャレンジとともにあった。

 同時にコンパクトスポーツモデルとしての存在感も抜群で、SiやタイプRといったスポーツグレードは若者から絶大な人気を集めた。2005年9月に登場した8代目では4ドアセダンのみのラインナップとなり、スポーティさが失われたものの、2007年3月にシリーズ初となる4ドアのタイプRが登場。

 ここから、再び息を吹き返し、現在は廉価グレードでも300万円オーバーの高級車に変貌は遂げたもののスポーティさという面では“らしさ”を保っている。2021年8月に発売された通算11代目となる現行モデルは、低重心かつ水平基調の流麗なプロポーションを有する5ドアハッチバックという出で立ちで登場。

 エンジンも独自の1.5リッター直噴VTECターボがもたらす鋭い加速とレスポンスによって操る歓びを体感できるスポーティなものに仕上げられている。2022年7月に2モーターハイブリッドシステムのe:HEVを搭載したハイブリッドモデル、同年9月にはタイプRがデビューを果たすなど、その進化はまだまだ止まらない。

やっぱり、いつかはクラウン! 斬新すぎる新型のデザインももう見慣れたゾ!

ぬか漬け車なんて言わせない!!  超熟成モデルだからこそ面白い
クラウンのDNAである「革新と挑戦」を、品格ある上質さで表現した16代目。若く新しい息吹を感じるスマートなデザインは賛否両論を呼んだが、あなたは好き? それとも嫌い?

 “観音開きのクラウン”の愛称で親しまれた初代モデルが誕生したのは1955年。当時、国産メーカーの多くは自動車技術を学ぶべく海外メーカーとの提携を進めたが、トヨタは純国産方式を選択。そのなかで開発されたのがクラウンだった。

 まもなく生誕70年を迎えるだけに完熟とも言えるブランドと言っても過言ではないクラウンは、2018年6月に登場した15代目までは主に日本専売モデルで海外ではほとんど販売されていなかった。

 しかし、2022年7月に発表された16代目は40の国と地域で展開するグローバルモデルへと昇華。これからの時代のクラウンらしさを追求するべく、セダンとSUVを融合させたクロスオーバー、エモーショナルな雰囲気をもつスポーツ、新たなフォーマル表現を具現化したセダン、大人の雰囲気と余裕ある走りが身上のエステートという4つの新ラインナップを設定。

 第1弾で発売されたクロスオーバーも、クーペライクなシルエットと力強さを感じさせるリフトアップスタイルで流麗さとダイナミックさを両立する斬新なものとなった。しかし、これまでのクラウン像からはまったく想像できなかった“ゼロから考えてつく上げた飾り立てない上質なデザイン”は賛否両論を巻き起こすことに。

 とはいえ、どの席に座っても心地良い上質な室内空間、トルクフルで気持ちいい走りを提供する新開発のデュアルブーストハイブリッドシステムや上質で滑らかな走りが身上となる熟成のシリーズパラレルハイブリッドシステムはトヨタのフラッグシップたるゆとりと品格に満ち溢れていることもあり、発売開始から約1カ月で約2万5000台を受注する好調な立ち上がりを記録している。

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