コスパも走りもいいけど……スイスポオーナーがガチで斬る残念ポイント5選

コスパも走りもいいけど……スイスポオーナーがガチで斬る残念ポイント5選

 コスパ最強!! とも言われているスズキ スイフトスポーツ。ノーマルよりもホットなスポーツのほうが台数を裁いているというほど、異様な人気っぷりである。そんなスイフトスポーツに弱点はないのか!? 納車以降、仕事やファミリーで使い倒しているオーナーが、改善希望ポイントを大暴露!!

文、写真/奥野大志(Team G)

■純正オプションのLEDでもダメ……後席が暗すぎる

ディーラーオプションのLEDタイプのルームランプを使用。前席側の明るさは十分だが、後席側に明かりはほとんど届かない<br>
ディーラーオプションのLEDタイプのルームランプを使用。前席側の明るさは十分だが、後席側に明かりはほとんど届かない

 いきなりで恐縮だが、一番改良を望みたいポイントがコレ。スイスポのルームランプだ。ルームミラーの付け根に設置されているが、明かりがまったくと言っていいほど後席に届かない。バケットタイプの前席シートが車体の割に大きく、ルームランプの光を遮っているのが原因だ。

 まわりに照明がない場所での後席は本当に暗く、まさに漆黒の闇。後席に子どもを乗せる機会が多い私は、ディーラーオプションのLEDライトを後付けしたが、それでもまだ暗い……。

 汎用のLEDライトを後席のグリップに巻き付けて使っているほど。ホールド性の高いシートゆえの不便さだから仕方ないのだが、後席を頻繁に使う人は困っているハズ。

■シート自体はいいが……カー用品が活用できないヘッドレスト一体式のシート

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ノーマルモデルとは異なり、スイスポのシートはヘッドレスト一体型。シートとしての機能は文句ナシだが、収納グッズなどの取り付けが不可という面も

 収納グッズを探している時に気づいたマイナスポイントがこれ。100円ショップに行くと、ヘッドレストの付け根に引っかける収納グッズがたくさん売られているが、スイスポのシートはヘッドレスト一体式になっており、ことごとく付けることができない(涙)。

 もともと広くない車内だけに、室内空間を効率よく使いたい人は多いはずで、これもマイナスポイント。せめてヘッドレスト下の首の部分が貫通しているだけでも全然違うと思うが、難しいだろうか。無論、純正シートのスポーティな座り心地を犠牲にしてまで改良を望むつもりはないが……。

■油断するとDに入れるつもりがMに入ってしまう6AT

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スイフトスポーツは6速MTと6速ATをラインアップ

 筆者のスイスポは6AT。豊かなトルクと相まって、レーシングカーばりのパドルシフトが楽しく、それ自体は満足しているのだが、「P」や「R」の位置から「D」に入れる時、勢い余ってDの下の「M」(マニュアル変速モード)に入れてしまうことが結構ある。

 たいていはミスっていることに気づかないまま走り出すので、変速されないまま回転が上がった時に初めて気づく。慌ててDに戻す時に、その上の「N」(ニュートラル)に入れてしまいそうになることも。

 もちろん、確実な操作を心がければまったく問題はないのだが、シフトレバーを横に動かすようにすれば、シフトミスは減ると思うので、ファイナルモデル(?)や次期モデルではぜひ検討をお願いしたい。

次ページは : ■ショートカット機能切望!! マルチディスプレイの「INFO」ボタン

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