国内メーカーではスバル、海外はポルシェが採用するエンジン形式が水平対向タイプ。なぜこのふたつのメーカーは水平対向にこだわるのか? 水平対向にはどのようなメリット&デメリットがあり、そしてその将来はどうなるのか? ハイブリッド全盛で、EV化にシフトしつつあると言われるこの時代に、水平対向エンジンの魅力をあらためて考えてみたい。
文/長谷川 敦、写真/スバル、フォルクスワーゲン、ポルシェ、Newspress UK、Favcars.com
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コメント
コメントの使い方でも、燃費悪くてパワー全然出ないけどね
デメリットについて、不足していると言わざるを得ない。
量産に向かない理由を挙げないのは、ナンセンスだろう!?
最大のデメリットに、コスト面を抜きに語れないなずだ。
量産しているメーカーとして、ポルシェとスバルを挙げているが、そのメーカーの生産量がどれ程なのか?
スバルとポルシェのメーカーとしての平均販売価格はどうだ?
一台辺りのコストはいくらするのか?
続く
メーカーとして、生き残る為の利益を出す為にかけられるコストには限界があるはずだ。
水平対向エンジンを作らないメーカーは、開発にかかるコストと生産にかかるコストが、採算に合わないから、手を出さないだけだろう。
つまり、市販の量産車に採算の合わないコストは不要と割り切っているのだろう。
スバルが水平対向エンジンを、かたくなに作り続ける理由のひとつに、衝突安全がある。
続く
ポルシェが多くの車両をリヤエンジンにしているのと違い、スバルがフロントエンジンなのは、優れたパッケージングの他に、エンジンを衝突吸収部材としている事に気付いている人は、決して多くはないだろう。
スバルは、横幅の大きいエンジンだからこそ、重く運動性能に悪影響になり得る補強材を最小限に留める事も可能なのだ。
続く
水平対向エンジン以外のエンジンレイアウトにも、メリット・デメリットがあるだろうが、現代の乗用車用エンジンとしてのデメリットと考えた場合は、コンパクトカーや軽自動車向きの小排気量にはメリットが少ない点があるだろう。
だからこそ、SUBARUはメリットの活きる2.0リッタークラスの乗用車を中心に開発・生産しているのだろう。
終
スバルの水平対向エンジンには長いこと乗っていて、書いてあることは全くその通りなのですが、「シンメトリカルで、左右のタイヤに加わる荷重も均等になる」とあることについては異論があります。と言うのは、走りを楽しみたいときは一人で右席に乗るので、タイヤへの荷重はシンメトリーでなくなってしまいます。それでどうということは無いのでしょうが、気になっています。皆さんはどう対処されているのでしょうか。
私は気にしていません。
投稿主は、何かしているのでしょうか?
例えば、ご自身と同じ重量の荷物などを、助手席に載せる。など?
シンメトリカルの優位性は、各車輪にかかる荷重だけじゃありませんよね?
シンメトリカルは、スバルのレイアウトやパッケージングの良さのひとつでしかないのですよ。