■首都圏から遠方で山岳リゾートへ行く場合はスタッドレスタイヤが望ましい
しかし、その一方、「首都圏から泊まりで行くような遠方の、根雪や根圧雪アイスが必ずあるような山岳リゾート地帯」へ行くにはスタッドレスを選んで欲しいですね。
例えば、長野県だったら菅平や志賀高原。ゲレンデ周辺も宿周辺も圧雪が常にあり、トンネルのなかはカチカチアイスだったりするような場所はさすがにスタッドレスでないと厳しいです。特に寒さが緩んでくる春先の水が浮いてきた氷は滑ります。平坦路ならゆっくり運転すれば大丈夫ですが、坂道はどうしようもありません。
このように、「首都圏から日帰りで行ける範囲での雪のシーン」ならば基本的にオールシーズンタイヤで問題ありません。しかし、「凍結する本気の雪国」へ行くことがあるならば、スタッドレスタイヤを選んで欲しい。
これがオールシーズンタイヤにするかスタッドレスタイヤにするかの分かれ道でしょうか。ぜひ皆さんのカーライフにベストマッチなタイヤを選んでください!
そうそう、首都圏でたまに降る大雪でも基本的にオールシーズンタイヤでまったく問題ありません。凍結しやすい急坂があると厳しいケースもありますが、その際は回り道をすればいい話。1年に1度あるかないかの日のためにスタッドレスタイヤにする必要はありません。
しかし、自分は走れても周りがそうでないのが実情。「都心の大雪は結局走らないのが一番の防衛策」になってしまっている現状が、オールシーズンタイヤの普及で変わって欲しいなと心の底から願っています。
それでは皆さま、いいカーライフを!!
【画像ギャラリー】定説となりつつある「首都圏ユーザーはオールシーズンタイヤで充分」は果たして本当か?(9枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方薄っすらと積もってるときって滑りやすいんよ
オールシーズンタイヤはちょっと信じれないな
凍ってなくてベチャベチャに溶けてるならまあいいんじゃね?