「左ぶつかりそうだよぉー!!」 間違いなく同乗者に嫌われる運転のクセ5選

「左ぶつかりそうだよぉー!!」 間違いなく同乗者に嫌われる運転のクセ5選

 運転には性格やクセが出るというが、同乗者が不愉快になったり、恐怖を覚えたりする運転はいただけない。そこで「これをやったら嫌われる」と思われる状況を5つ紹介しよう。自分でこんな運転していないか、ぜひチェックしてほしい!

文/ベストカーWeb編集部、写真/Adobestock(トビラ写真=metamorworks)、ベストカーWeb編集部

■助手席の人が手汗をかく「ACC任せっぱなし運転」

アダプティブクルーズコントロールは非常に便利だがまかせっきりは不安(oleh91@Adobestock)
アダプティブクルーズコントロールは非常に便利だがまかせっきりは不安(oleh91@Adobestock)

 いまやロングドライブの必須装備ともなったACC(アダプティブ クルーズ コントロール)。最新のシステムは制御もだいぶ緻密になったが、搭載バージョンが古かったりするとヒヤっとすることがある。前方が渋滞しているのに全開加速したり、ブレーキングがワンテンポ遅かったりするのだ。

 運転手自身はACCと分かっているから不安は少ないが、同乗者にしてみたらそんな場面は恐怖でしかない。筆者自身もACCオンで運転中、助手席の友人が身体をこわばらせる姿に猛省した記憶がある。

 ACCの挙動が怪しいなと思ったら、任せっぱなしの運転は禁物。特に同乗者がいるときは、必要に応じてACCを解除したり、自分自身でブレーキを踏んだりすることを実践しよう。

■左側の接触にヒヤヒヤする「キープレフトすぎ運転」

左に寄って走ると歩行者などと接触しないかヒヤヒヤする
左に寄って走ると歩行者などと接触しないかヒヤヒヤする

 教習所では耳にタコができるほどいわれた「キープレフト」。片側2車線以上ある場合は左車線を走り、片側1車線あるいはセンターラインのない道路でも左よりを走れというルールだが、こだわりすぎもよくない。万一左側から飛び出しがあった際に対応が遅れるし、左折するときのハンドル操作が忙しくなるからだ。

 なにより助手席に座っていると、左側の縁石やガードレールに接触するんじゃないかと気が気じゃない。「俺は車幅感覚があるんだぜ」と思わせたいのかもしれないが、キープレフトはほどほどに。

■人間の器が問われる「コンビニショートカット」

角地のコンビニにはこんな看板が立てられることも
角地のコンビニにはこんな看板が立てられることも

 次の交差点を左折しようと思ったら、その信号が赤。「もー急いでるのになー」とふと外に目をやると、交差点の角がコンビニ。「まあ今回だけだから」と自分に言い訳をして、コンビニの駐車場にクルマを乗り入れ、買い物もせずにそのまま左折方向へ脱出。俗に「コンビニワープ」などとも言われるショートカットだ。

 この手の事例は後を絶たないようで、交差点脇に建つコンビニなどでは「通り抜け禁止」といった立て看板をよく見かける。私有地だけに道交法による取り締まりは難しいのだろうが、それ以前にドライバーとしての品格が問われる点に気付くべきだろう。

 セコセコした運転をするから、よけいセコセコした気分になるという人もいる。同乗者から「信号1回くらい我慢できないのかよー」と思われないためにも、運転中はどっしりと構えて、おおらかな態度を心がけよう。

次ページは : ■首が前のめりになる「カックンブレーキ」

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!