■人とは違う個性派タイプ
「オレは人とは違う!」と主張したい場合、単に売れてないクルマに乗ればいいってもんでもない。まったく売れてない消滅寸前みたいなオッサンセダンに乗れば個性派と言われるかというと、そうじゃない。やっぱり見た目に個性がないとイカンですよね。
となると、狙いはスズキの登録車だ。中でもイグニスとクロスビーがオススメ! だってこの2台は、見るからに個性派だから!
まずイグニス、売れてないのは言うまでもないが、見た目がいかにもきかん気でしょ? なんか顔が怒ってるよね。んで、後ろから見ると大地に足を踏ん張りまくっている。小さいながらに、ダルマの如く「絶対転ばないぞ!」と叫んでいるみたいだ。
このクラスにはヤリスやらフィットやらパッソやら、いくらでも売れ筋のライバルがいる中で、あえてイグニスを選ぶあなたは間違いなく個性派。周囲とかぶることはほぼ考えられない。
クロスビーは、イグニスに比べれば大分穏やかな感じですが、軽のハスラーじゃなく、あえてクロスビーを買うところに、そこはかとない変わり者感があってよろしい、クロスビーに乗れば、当たり障りのない個性派になれる!
■軽自動車至上主義タイプ
軽は性能的にはほぼ横一線、どれを選んでも間違いないはないけど、どれに乗ってもそれほど突き抜けることはできません。
そんな中、「とにかく最高の軽を!」という軽自動車至上主義者には、N-ONE RSの6MTしかあるまい。このボディ剛性はポルシェ並み! シャシーが勝ちすぎていて、ターボでもまったくアンダーパワーに感じてしまうところは、「最善か無か」時代のメルツェデスを思わせる。
軽自動車至上主義者にとって、これ以上のクルマはない。お値段ほぼ200万円、スイスポとほとんど差がない点も、「軽じゃなきゃダメなんだ!」というコダワリ感がビンビンだ。
■熱血スーパーカータイプ
今日び、50を超えて「人生の最後にスーパーカーを!」と考えるクルマ好きは、ほぼ完全に絶滅している。ほんの数年前まではまだ多少はいたんだけど、スーパーカーブーマーの高齢化とスーパーカーの高騰によって、絶滅を余儀なくされたのだ。これも自然の摂理。仕方あるまい。
それでも「死ぬまでに一度はスーパーカーを!」と望む熱血中高年が現存しているならば、現行モデル(新車)ではアルピーヌ A110以外にないっ! ミドシップ2シーターという点ではボクスター/ケイマンもあるけれど、あれはどう見てもスーパーカーじゃない。
でもアルピーヌは「これはスーパーカーだ!」と言えば、たいていの人は納得してくれる。
お値段は845万円から。決してお安くはないですが、スーパーカーの新車としては激安だ。パワー感は80年代のスーパーカーそのものって感じ! フェラーリ328オーナーの私が保証します。
アルピーヌは高すぎてムリ! という場合は、S660の中古ですね。100万円台でスーパーカーが買えると思うと、ありがたすぎて涙が止まらない。信頼性も抜群です!
【画像ギャラリー】これに乗らなきゃ成仏できん!! 長かったカーライフの最後に乗っておきたいとっておきのクルマ(41枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方ガソリンまたは合成燃料でエンジン車。車種は軽バン。移動式の秘密基地であること。旅も楽しいし、違う土地の空気を吸って寝起きするのは気持ち良いよ。
NDロードスターのSの6ATってどこに存在するんだよ
ミッション載せ変えろってこと?