いつの間にか、小物入れ、芳香剤入れに「灰皿」
そもそも灰皿なんて最初から付いていないクルマばかりになってしまったし、今どきは喫煙者自体も非常に少ないのでほとんどの人が使わない装備。喫煙の度合いにもよるが、1日1箱とか吸う人にはだいたい小さすぎるものがほとんど。
そして目線を落とさないといけないくらい低い位置にあるので、手元がミスって灰をOB……。なので、喫煙者であっても後付け灰皿に替えてしまう人も多く、「使わない」ものの一つと言えるだろう。
絶滅寸前。でも、一定のニーズはある!! 「コーナーポール」
「なんだそれ?」って装備かもしれないが、国産車の場合は、運転席から見えづらい左前のバンパー位置を把握しやすくするためにバンパー左端に付いていたポールのこと。いまやこんなものが付いているクルマもあまりないが、我が家のクルマには電動伸縮式のものが付いていた。スイッチオンで伸びるヤツだ。
このコーナーポール、コーナーセンサーの普及によって需要は著しく低下しているが、今でもオプションで付けられるクルマはある。だが、コーナーセンサーのないクルマ(特にボンネットの長いクルマやボンネット位置が高いクルマ)では意外に便利な装備だったことに気づくことがある。
狭い路地などを進む時、かつてはフェンダーミラーによって車幅をつかんだものだが、現在はドアミラー全盛で、電柱などに当たらないかドキドキすることがたまにある。コーナーポールはそんな時にも活躍するのだが、クルマに乗り慣れるとコーナーポールに頼らなくともスイスイ進めるようになるので、「そーいえば使ってない」装備ではある。
運転に自信のない人には、センサーのピーピー音で教えるより視覚的にわかるので、意外と便利なのだが……。
最初は楽しくて使うけど…「ドライブモード」
最近のクルマに多く搭載されるようになったドライブモード。各部が電子制御されるようになったお陰で、エンジンのアクセルレスポンスや回転域、エンジンブレーキの利き具合、サスペンションのダンピング調整、ステアリングの重さなどをドライバーの好みや走行シーンに応じて「エコ」「ノーマル」「スポーツ」などと選択でき、SUVのなかには「スノー」や「オフロード」などを選べるものもある。ただ、初めて乗った時はその変化が面白くて何回か使ってみるが、その後使っていない人は意外と多い。
サーキット走行やオフロード走行など、日常とは違うシーンでクルマを使うことが頻繁にある人ならさておき、ほとんどの人はモード固定でそのまま乗っている装備の一つではないだろうか?
なかにはモードを変更することでメーター色も変わり、ドライバーの気分を高めてくれたりするものもある。使いこなせばかなり便利で快適な装備なので、ぜひ使ってほしい装備なのだが……。
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コメント
コメントの使い方> 3列目シートを使ったことがないというユーザーは7~8割
ミニバン買う人の7〜8割が頭悪い人ってことか。