■いまだに挟んだ指の先の感覚がない!
私はどこに挟まれたのかといえば、写真のとおりドア後端です。この隙間に左手の中指が入っており(まったく意識していなかった)、右手で強くドアを閉めたら思い切り挟まれた。
挟まれた瞬間、猛烈な衝撃を受け、実際指が取れたと覚悟したほど。もちろんドア締まった状態で指は抜けず、ドアを開いたら潰れていたけれど先端まで付いていた。たが痛さときたらハンパなし!
ただでさえ指の先は神経が集中しており痛い。指を触ってもしびれており感覚ない。どうしようかと思ったが、とりあえず病院へ行く。救急車じゃなく自分でクルマを運転していったこともあり、1時間ほど待たされる間、痛みがドンドン増していく。
やっと診察してもらい、すぐレントゲン撮影。すると第一関節から先の指の骨が潰れていた。さらに指側の骨は剥離している。
医師によれば強い一撃を受け、さらにズレたことによる骨折だろうという。もう少し深く挟まれていたら、指の先端が落ちていた可能性高いとのこと。京都の事故は第一関節から先が脱落していたというので、私の場合、単に幸運だったということかもしれない。
ちなみに今回スライドドアのどの場所に指を挟んだのか明らかになっていないが、可能性としてはスライドドア後端だと思う。
■スライドドアは力を入れて閉めてはダメ!
こういった事故、どうやったら防げるだろうか? スライドドア車は強いチカラで閉めないことを強く推奨しておく。
特に経年変化したワンボックスカーなどのドアは重くて渋くなっている。強いチカラで操作しがち。動きが渋くなっているなら、スライドレール部分に注油するなど滑らかに動くようにしておけば、思い切り閉めることもなくなるんじゃなかろうか。
ちなみに今回は指だったが、スライドドアは50kg以上あるから慣性力だって大きい。幼児などの場合は足が挟まれても強くドアを閉めたら簡単に骨折する。最悪のケースだってありうる。
とにかく手動のスライドドアの操作は充分注意して行うこと。スライドドアを閉める際、クルマの外に人がいないことも確認したほうがいい。私が指を挟まれたドア後部は案外注意されない場所のように思う。
これからスライドドア車を買うのなら、少なくとも助手席側だけは電動開閉機能付きにしておき、運転席側はチャイルドロックなどをかけ、普段使わないようにしておくのがいいと思う。
参考までに書いておくと、『搭乗者賠償保険』に加入していれば保険料支払いの対象になる。私は面倒だったので申請しませんでした。 もちろん普通のドアだって強く閉めたら危険です。
【画像ギャラリー】指を切断する事故が京都で発生! スライドドアは便利でも使い方には気を付けよう!(7枚)画像ギャラリー
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