■ユーザーに愛されるクルマ作り
多数決をとれば、大多数のドライバーにとってMTは扱いが難しく面倒くさいメカニズムかもしれない。けれども、その一方で「クルマとダイレクトに対話しているみたいで面白い」とか、「使いこなせた時の達成感が最高」とか、MTの走りを楽しんでいる変わり者(?)も少なからずいる。
マツダはずーっと「シェアは2%でいいから、ユーザーに熱烈に愛されるクルマを造りたい」と公言しているわけで、MTの走りを好む変わり者たちのために、日本市場ですら手厚いMT車ラインナップを用意しているわけだ。
現実的な話をすれば、伝統的にマツダ車は欧州市場で人気があり、かつては年間20万台以上、2021年でも15万5000台を売っている。
欧州市場では依然としてMT比率が高く、それを転用できるから日本向けにもMT仕様をたくさんラインナップできるという事情はある。
内燃機関がある限り、たぶんマツダはMT車を造り続けると思いますね。
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