■スズキ ハスラー車両情報
・デビュー:2020年1月
・マイナーチェンジ:2022年5月
・価格帯:138万7100〜177万3200円
・目標値引き:18万円
・納期:4カ月
・衝突軽減ブレーキ:人
・ACC:あり(停止まで)
・サポカー:Sワイド
・WLTCモード:25.0km/L
■アソビ心あふれるデザインがたまらない
現行型ハスラーは、初代ハスラーのアソビ心あふれるデザインをそのままに、各部を進化させたモデルだ。ハイトワゴンの機能性とSUVのテイストを併せ持つハスラーは、デザイン性が高い。外装からはそれを実感できると思うが、内装も相当遊び心にあふれていて、乗員を退屈させない景色を演出してくれている。
遊び心を感じさせるハスラーだが、機能性やメカニズム面もしっかりと作りこまれているのが魅力的な点だ。ターボとNAが用意されているが、全車にマイルドハイブリッドが装備されており、ターボは軽乗用とは思えないなかなかの加速感を見せる。
ACCや駐車支援など運転支援システムも充実しているほか、最低地上高も高く取られており、未舗装路でも比較的高い走破性を持つ。
カジュアルな見た目ながら押さえるところはキッチリと押さえる。それがハスラーだ。
●お薦めグレード:ハイブリッドX(153万8900円)
マイルドハイブリッド、LEDヘッドランプ、アルミホイールなどを備える。パワー不足ならXターボも検討する。価格はXよりも約10万円高いが装備も充実してターボの正味価格は6万5000円。
●ハスラー ハイブリッドX(FF)
・全長×全幅×全高:3395×1475×1680mm
・ホイールベース:2460mm
・車両重量:820kg
・最小回転半径:4.6m
・最低地上高:180mm
・エンジン:直3、0.66L+モーター
・エンジン出力:49ps/5.9kgm
・モーター出力:2.6ps/4.1kgm
・トランスミッション:CVT
・WLTCモード燃費:25.0km/L
・価格:153万8900円
コメント
コメントの使い方スズキには個性あふれながらも確実なデザインと多様性のあるラインナップという武器がある。ツインから始まりエネチャージで本格化した軽ハイブリッド、その生みの親はスズキ。インドで人気があるのはきっと、自動車大国育ちで舌の肥えた私たちよりも物の本質を見る力があるから。ただ、アルトの記述には問題がある。アルトで一〇〇万円を切るAグレードはガソリン車で、マイルドハイブリッドではありません。