■紅茶とレモンタルトが4500円
公開車検やドライバーズパレードが行われるリパブリック広場で、休憩するのを楽しみにしているいつものサロンドテに3年ぶりに入り、いつもの紅茶とレモンタルトを注文した。
食べ終わる頃にイケメンにーさんが持ってきたレシートを見ると、2019年より20ユーロ近く値上がりしている。高級めの茶店でのティータイムは『贅沢品』扱いでナントカ税も上がったのかもしれない。
もっと大事に食べるんだったと後悔してももう遅いので、悔し紛れ(?)に普段は学生っぽいギャルソンにーさんに「お仕事大変だね。レース見に行くの?」とたずねたら、いや、ずっとここで働いてるよ、お客さんがとても多いからとねという。ずいぶん前の話でル・マン市民には『地元チケット』があると聞いたけれど、いまはどうなのだろう。
レンタカーも『贅沢品』になるのかどうか、今回フランス国鉄でTGVを予約した際、同時にレンタカーも予約したのだが、日本でいうところのコンパクトカー扱いのフィアット500が保険料抜きで6日間370ユーロほどだった。高いか安いか、いずれにせよ前回より100ユーロ以上の値上がりである。
ル・マン駅の某レンタカー屋につくと、3年前と同じ愛嬌たっぷりのフランス美女が応対してくれて懐かしかったが、渡された鍵には「DACIA SANDERO」とある。
ダチア? サンデロ? 私、聞いたことないと言うと「ルノーよ」と美女はニッコリする。いつものチンクエチェントが出払っていて、ワケわからんクルマをあてがわれたのかといささかの不安を覚えて駐車場にいくと、指示された場所でないところにフィアット500が鎮座しているではないか。
あるのになんで? といささかの不満を抱えて指示場所にいくと、私的初お目見えの「DACIA SANDERO」が待っていた。ダチアのインプレは次回に!!
コメント
コメントの使い方