N-BOX、C-HRら人気車種の中間グレードは割得か? 買得か? 【トヨタ車&ホンダ車編】

■トヨタ ヴィッツ

●オススメグレード/1.3F(価格:148万1760円)

トヨタ ヴィッツ

 エンジンは直列3気筒1L、直列4気筒1.3L、1.5Lハイブリッドがある。1Lは動力性能が低く、エンジンノイズは大きい。しかも燃費は1.3Lよりも悪い。そこで1.3Lの「F」を選ぶ。

 1.0Fスマートストップパッケージに比べて7万6680円高いが、後席の分割可倒機能なども備わり、1.3Fは実質6万円で1気筒/300ccが増量される。これは買い得だ。またハイブリッドは燃費数値のわりに価格が高い。

■ホンダ フリード

●オススメグレード/Gホンダセンシング・6人乗り(価格:210万円)

ホンダ フリード

 2列シートのフリードプラスもあるが、機能や装備のわりに価格が安いのは3列シートだ。エンジンはノーマルタイプを選ぶ。ハイブリッドと違って直噴式だから動力性能が高い。

 グレードはGホンダセンシングだ。Gに比べて12万円高いが、右側スライドドアの電動機能とマルチインフォメーションディスプレイも加わる。従って安全装備のホンダセンシングは実質5万5000円で装着される。

■トヨタ アクア

●オススメグレード/S(価格:188万6760円)

トヨタ アクア

 LはJC08モード燃費が38km/Lに達するが、後席側のパワーウィンドウ、リアワイパー、ステアリングのテレスコピック機能などを省いた。ウィンドウガラスの遮音材も一部カットされるからノイズも大きめだ。

 買い得グレードはSになる。Lに前述の実用装備を加えて、価格上昇は10万1520円に抑えた。SUV風のクロスオーバーも割安だ。Gに5万円相当の装備を加えて、価格は同額になる。

■トヨタ プリウス

トヨタ プリウス

●オススメグレード/S(価格:256万5000円)

 価格が最も安いEは、燃費スペシャル的な低コストのグレードだ。リアスタビライザー、トノカバー、リアワイパーなどを省き、遮音性能も下がる。装備や走りの質に不満があって推奨できない。

 買い得グレードはSだ。前述の品目を含めてEに11万円相当の装備が加わり、価格上昇は4万6440円に抑えた。また先ごろの改良で緊急自動ブレーキが標準装着され、さらに割安になった。

■ホンダ フィット

●オススメグレード/13G・Lホンダセンシング(価格:165万3480円)

ホンダ フィット

 1.5Lエンジンやハイブリッドも用意するが、1.3Lを搭載する13G・Lホンダセンシングが買い得だ。ボディが軽いから動力性能に余裕があり、JC08モード燃費は24.6km/Lとなる。

 ハイブリッドLホンダセンシングが34km/Lだから、比率にすれば1.3Lの数値はハイブリッドの72%に達する。緊急自動ブレーキに加えてLEDヘッドランプなども装着され、価格は165万円少々だ。

■トヨタ ルーミー

●オススメグレード/X “S”(価格:152万8200円)

トヨタ ルーミー

 長距離を移動したり登坂路を走る機会が多いならターボを検討したいが、街中を中心に使う場合はノーマルエンジンがよい。価格の割安感が重要な車種でもあるから、グレードはベーシックなX・Sを選ぶ。

 緊急自動ブレーキ、左側スライドドアの電動機能、キーフリーシステムなどを標準装着して価格は152万8200円だ。ヴィッツ1.3Fに比べて約5万円の上乗せで、広い室内を得られる。

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