■首都圏ではすでにレア化
古いバス車両では当たり前のように装備していた屋根周りのマーカーランプであるが、最近は法律で必須な灯火類を除くと何も付いていないのがむしろ標準になって久しい。
首都圏を走る大手バス事業者の路線車からはマーカーランプの淘汰が進み、今や絶滅危惧種に迫る勢いだが、全国各地の動向を探ってみると、年式が新しい車両にもランプを付けている事業者が確認できる。
従来通り前と後ろにランプがある車両や、前方にだけ付いている車両をはじめ、どこのバス会社か暗がりでもすぐ判別できるよう、昔のバスのようにランプを前に5個並べている西日本エリアの一部事業者の例もあり、今やマーカーランプのあり方は千差万別だ。
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