なぜ初代シビックタイプRは199万円だったのに今は3倍以上になったのか?

なぜ初代シビックタイプRは199万円だったのに今は3倍以上になったのか?

 「FF最速」の座をかけて、メガーヌR.S.トロフィーRやゴルフGTIとニュルブルクリンクを舞台に熾烈なバトルを繰り広げていることで知られている、ホンダ「シビックタイプR」。現行型は2022年に登場した6代目(FL5)、その価格はなんと税込499万円という高額スポーツカーだ。

 ただ、シビックタイプRといえば、かつては若者がちょっと頑張れば買うことができたFFスポーツであったはず。初代モデルの価格は199万8000円と、現行型の5分の2ほどだった。時代が異なるとはいえ、なぜここまで価格が跳ね上がってしまったのだろうか。

文:立花義人、エムスリープロダクション
写真:HONDA

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