「TX Lパッケージ」の7人乗り、かつサンルーフ付きを狙うべし!!
走行距離が少ない(5万キロ未満など)ほうがよいのは当たり前だが、プラドの流通に詳しい中古車買い取り専門店の担当者によると、よりよいリセールを実現させるには、押さえてほしいグレードとオプション、ボディカラーがあるという。
グレードは、2.7L直4ガソリン車の最上級グレード「TX Lパッケージ」の7人乗りがもっともリセールで有利になるという。ボディカラーはパールホワイトかブラックがよいそうだ。2022年8月1日に登場した特別仕様車「ランドクルーザープラドTX Lパッケージ、マットブラックエディション」は、グレード、ボディカラーともにこの条件を満たしており、おすすめとのこと。オプション装備としては、メーカー純正ナビとサンルーフ付きを狙ってほしいとのことだ。モデリスタやTRDなどの純正エアロキットが装着されているとなおよいそう。海外のバイヤーが目を光らせているポイントなのだという。
これらがひとつでも欠けているだけで、同じ年式、近い走行距離でも、査定額に数十万円から百万円以上の差が表れることもあるそう。もちろん、ディーゼルがよいなどの好みやクルマを選ぶ際の条件などはそれぞれあるだろうが、もし特にないのなら、この条件で探しておけばリセールがかなり期待できるはずだ。
プラドを売るならば、2度目の車検の3~4か月前がベスト!!
そして、売るときのポイントは「タイミング」だという。車種にもよるが、下取りに出された中古車は、海外へも多く輸出されていくのだが、リセール価格は、この海外への輸出の事情に大きく左右される。現行プラドが多く輸出されていく国は、もっとも多いのがロシア、次いでケニアやバングラデシュ、パキスタン、マレーシアなど、右ハンドル車が走行できる国々だ。
製造年や登録年など、ややこしい区分けがあるのだが、プラドの場合は、バングラディッシュとケニアの規制にかからない、2度目の車検(登録年5年目終了)もしくは3度目の車検(登録年7年目終了)のタイミングの前に売りに出すのが「もっともよい売り時」とのこと。業者向けの中古車オークションで高く売れるので、中古車買い取り店側も高額査定を出しやすいそうだ。
中古のプラドをいま買って、数年乗ったあと、次のクルマを探すのもアリでは??
たとえば、2020年6月製造の中古プラドを購入し、2度目の車検(登録年5年目が終わる時期)がやってくる2025年6月までに輸出完了となるよう、2025年2~3月頃には販売店へ売りに出せば、高めに買い取れる可能性があるという。
気になるのは、新型プラドが登場したあと、旧型となった(現行)プラドの中古車相場が急落する可能性だが、前出の中古車買い取り店の担当者によると、現行プラドは安定した海外輸出があるため、急激な下落は起こることはないだろう、とのこと。中古のプラドをいま買って数年乗ったあと、次のクルマをじっくり探す、というのもアリなのではないだろうか。みなが新型へ目移りしている隙にお得に現行プラドを手に入れ、プラドでのカーライフを楽しんでほしい。
【画像ギャラリー】いまが「売り時」!! 現行型150系ランドクルーザープラド(10枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方海外で高く売れるタイミングでそう都合よく手放せるかよ
中古車価格の決まる要因はそんな簡単なものではない
毎回同じネタの繰り返しは読者を冒涜してる