■「地道」に勝るものはなし
トヨタに限らず新車の供給がここまで長期化していると、ユーザーにとっても販売店にとっても大きな打撃になっている。欲しいクルマが買えないのと同時に、売れるクルマがないというのも事実。一概に販売店だけを責めるのはアンフェアだ。
この問題の解決はメディアとしてもメーカーへの取材をしてきちんと取り上げていくしかないが、ユーザーにとっては「仕方ない」で済むような話でもない。本当に欲しいモデルはどうやってでも手に入れたくなるのが人情だろう。
現状の最善策を練るのであればディーラーを巡り巡って顔を覚えてもらうか、普通に販売店に行って予約開始日に店舗で長納期を覚悟して手続きをしていくしかない。すでに長納期化している現状を憂いても新車は手に入らないのだから。
ランクル70のワールドプレミアで「ミスターランクル」こと小鑓貞嘉さんは下記のように語った。
「納車についてお客さまにご迷惑をおかけして申し訳ありません。ただランクル、特にナナマルはワークホースなんです。本当に欲しい方の手に渡ってほしい、そしてランクルは金儲けの道具にしてほしくないんです」。
今回、編集担当自身が新車を買ういちユーザーとして販売店を巡ってみたが、厳しい現状になっているということは肌で感じることができた。果たしてランクル70を手に入れられるのだろうか……。
【画像ギャラリー】ついに復活ランクル70!! このかっこよさはマジで痺れる(3枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方東京のあるディーラーでは、KINTOのみでの扱いと言われました。実質所有できないし、、、諦めようと思っています。