ランクル70の再再販モデルの発売時期がいよいよ11月末に迫ってきた。配車台数などまだまだ見えないところが多いものの、本気でほしいユーザーにとっては早めの行動が吉なのだろうか。いったい売ってくれるのかどうか……。本気で欲しい編集部員が店舗を巡ってきた。
文:ベストカーWeb編集部/写真:編集部、TOYOTA
■問い合わせが殺到するディーラー
ランクル70がほしい編集担当。複数の販売会社の異なるディーラーにいってみると3通りの答えが返ってきた。結果から言えばちょっとばかり厳しい回答もあった。
(1)11月下旬(29日?)の正式発売日に店舗に来てほしい
(2)配車枠が見えないから既納客を優先する
(3)当店舗では扱いがない
(1)についてはまさに王道で、発売日に来てほしいというもの。これは極めてフェアな感じだが、正直なところどうなるかはまったく見えない。
続いての(2)。これを言われたらもうしばらくは勝ち目がないようにも思える。実際のところはすでに配車枠を予定で組んでおり、お得意様優先の配車を宣言している状況。素直に言ってくれるのはありがたいが……。
(3)は本当に配車枠がない店舗か、すでにお客さんの目途がついている状況。こうなるともうどうしようもない。
販売店に聞けばワールドプレミアから問い合わせが殺到している地域もあるようだ。ネット上にはお得意様分ですでに完売していて、まったく無理みたいなハナシもあるが、それは本当なのだろうか?
■3年契約の「残クレ」がマスト?
結論から言えばランクル70については買えなくなるという心配は不要と思える。とはいえ中東やオーストラリア向けの輸出もあるので、納期については正直なところ安心材料はほぼ見えてこない。
またカタログモデルとはいえ、トヨタはこの後もランクル250の発売を控えており、生産については上限があるためなるべく早めの発注をしていても損はないだろう。
そしてここにきて複数の販売店から「3年間の残価設定クレジットの契約が必須条件」という情報も出てきた。編集担当が巡った店舗ではその手の話はなかったが、抽選になる可能性が高いという説明は受けた。
突っ込んで聞いてみると販売現場としても「台数が限られていることもあり、店舗で点検をしっかり受けてくれるお客さま、そして長いお付き合いができるお客さまに、という思いはある」と応えてくれたディーラーマンもいた。
数百万円を支払って新車を買おうと思っているユーザーからすれば、販売店が顧客を選別するというのはあまり心地がいいものではない。それでも台数が限られている以上は、販売店も「誰に売るべきか」と悩んでいるのも事実だ。
コメント
コメントの使い方結局のところ客は立場が弱いということ。
よく高く値付けると客が買わない、価格転嫁ができない、安物ばかりが市場に溢れるとか言われるけど
客は売ってる物を付けられた値段でしか買えない。
新車を買う面では、一昔前の、販売店との信頼関係が重要という状態にまた戻った感ありますね。
ポルシェやジャガー、BMでもM系など、そういう傾向が元々非常に強いですが、少しずつそっちに寄ってきている。
一方でヒョンデなど、ウェブ上でクリック一つで購入できるメーカーもあり、それなら贔屓客でも一見さんでも平等。どちらに向いていくのが良いのでしょうね?
東京のあるディーラーでは、KINTOのみでの扱いと言われました。実質所有できないし、、、諦めようと思っています。